サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

今から行っていいかと配送の人に言われた話

さて洗濯機を買って、配送の日を決めました。

実は今回は、初めての家電屋で購入。

今まで食洗機とか要設置のものは、値段高めでもしっかりとしてそうなとこで購入していました。

 

その週はちょいちょい用事があったので、配送日を指定してたのですが、前日に知らない電話番号からかかってきました。

直感で誰かわかりました。洗濯機の配送担当者です。

なぜ配送担当者の電話っていつもノイズまみれなんでしょうか。

 

「今から行っていいっすかね?」と近所の人がお裾分けでも持ってくるようなノリで言われたので、やんわりと、だがきっぱりと言いました。

 

「だめ。明日お願いね、午前中ね」

 

さっさと終わらせたいのでしょう。相手もねばります。

 

「でも、近所まで来てるんだけど」

 

復縁したがっている元彼みたいなノリです。

そんな彼はいなかったので、あくまでも想像ですが。

 

ここからは急に英語が不自由な人モードになって

「 Tomorrow!」を連呼してしのぎました。

ダメ押しの「OK?」をはさみながら3回呪文のように唱えました。

 

魔法使いなら効果あるのかもしれませんが、私の呪文は時として裏目にでます。

前にこの呪文をアマゾンの配送の人に唱えた時は、そこから荷物が届くまでさらに5日という憂き目にあいました。

ただし到着予定日よりも早めに連絡がきていたので、文句を言える筋合いでなかったのですが。

 

魔法学校も出ていないのに呪文なんか唱えるもんじゃありませんね。

先日ファンタビみました。

 

 

 

 

家電製品はいきなり壊れるという話

よく言いますね、家電製品はいきなり壊れると。

ここのとこどっちかというと雨多めですが、ある晴れた日の朝の話です。

 

みんなのシーツを一気に洗うか!というポジティブな私の心を砕いたのが、我が家の洗濯機でした。モーターが変な音を出して回りません。

 

さてマレーシアで家電がこの状態になった場合、選択肢がいくつかあります。

 

1.ハンディマンとかを探して修理に来てもらう。

2.保証期間内ならメーカーに連絡する。

3.買い換える。

 

ここに緊急度、ストレス、お金などがからんできます。

 

今回私は速攻で「買い換える」を選びました。

 

これがRPGゲームだったら、よいエンディングにつながる選択肢ではないでしょうか。

 

が、これがだったら、レンタカーでしのぎつつ一週間ぐらい頭を抱えたことでしょう。

 

というのも海外生活これらのトラブルが起きた場合、値段によっては買い換えるのが一番ストレスがないかと思います。

海外では修理とか頼むと、どいつもこいつもポンコツってパターンが99.8%。

思い起こせば「掃除機」「スマホ」「電子レンジ」「食洗機」などなど。

 

以前住んでいた国で食洗機が故障して、某カレーの国のやつが修理にきて、結局直せなくて一週間かかると言われ持ち帰りました。

一週間過ぎてもなんの連絡がこないので、こっちからかけたら「1ヶ月かかる」と言われました。ふざけんな!からの修羅場。

 

というわけでもうどこが悪いのかとか、そういうことを考えずに車で最寄りの家電屋に。

入店10分で決定、からの支払&デリバリーのアレンジ&壊れた洗濯機の引き取り依頼。

カレーを作る時に人参がなかったので、近所のスーパーに駆け込んで買ってきたというレベルのスピード感。

 

というわけで、売り場でチラっとみただけで、どんな洗濯機を買ったのか記憶にありません。メーカーに関していえば、日本のものを選ぶようにしています。

メーカーが重電か弱電が得意かによってモーターに差が出る!とかゴチャゴチャいう奴が前にいたけど、そんなのどうでもいいわ。

新品で購入してワランティついてるんだから、壊れたら取り替えるまでの話よ。

 

しかし日本製を買ったのにパナかシャープだったかちょっと思い出せない。

今手元のレシートを見るとパナでした。

 

こうして改めて文章にしてみると、われながら軽く狂気が感じられますね、この買い物。

ちなみに旦那には事後報告でした。

 

ただし指定した曜日と時間に配送されるか信用してない自分がここに。

 

 

 

 

 

込み入った話をされるとそれなりに困る話

日本でも人付き合いで親密になってくると相槌に困るような話をふられる、ということがあったりします。

海外だとさっぱりとした付き合いだから、そういうのがない」とか言い切る人がいますが、何事も絶対はないですよ。

 

チャイニーズの友達(今は別の国に住んでいるマレーシア人)が、久しぶりに帰国すると連絡をくれました。

いやいやいや実際はスケジュールいっぱいで、絶対に会う暇なんかないだろうな(と、さっきの舌の根も乾かぬうちに、絶対とか決めつけているという)と思いました。

彼らはファミリーやローカルの友達との結びつきはすごいですからね。

 

例えばランチの約束で、普通に知らない人と一緒に登場しますからね。ノリ的には「今から共通の友人ね!」ですが、ほぼその場合は連絡先を交換して終了です。

私のスマホのアドレス帳には、そんな人たちがちらほらいるので、つい先日もグループにまとめました。グループ名は一期一会です。

 

なので「久しぶりの帰国なら、(私のような一介の外人に)会ってる暇ないのでは?」と、直球で返信しておきました。

すると即既読がつきました。おやおやおや

 

「実は最近家族とうまくいってないの。」からの身の上話がでるわ、でるわ。

 

通常モードでも接近戦で親族つきあいをしている分、こじれると大変ですね。

 

やはり人間関係がうまくいくコツはつかず離れずですね。

そもそも人にはあまりつかず、かなり距離とっている私が言うのもなんですが。

 

 

 

 

 

 

スタディスタンプの話

タイトル見て、なんだそりゃ?って思ったのではないでしょうか。

いや、私もつい数ヶ月前にその名称を知りましたからね。

 

正確にはそれに関しては、名称とかどーでもよくて、イミグレーション(めんどくさいから以下イミグレ)にちゃんと行ってきちんと手続きをしてたので問題がなかった、ということです。

 

私たちはエージェントでもないし海外法人の労務とかをやってるわけではないので、自分ちさえ不法滞在やオーバーステイにならないよう、パスポートとビザだけきちんと管理しとけばいいわけです。

プロパーなビザ持っていて子どもが18歳以下だったら、ビザによってはイミグレに「うちの子はこの学校に通っています」という届け出をしないといけません。

しないといけないのですが、義務ではありませんでした。

 

ま、うちは日本人的というか、ルールは遵守が当たり前って思ってるので、インターのアドミニに行って、事情を説明して在学証明を出してもらい、きちんとイミグレでスタンプをもらっていました。

このスタンプの名前がstudy stampだったのです。

マレーシアではスタンプを押すことをチョップと言います。

イミグレでも担当官が「んじゃ、チョップするわ」みたいに言ってたので、子どものパスポートに押されたスタンプは「イミグレでもらうチョップ」とか呼んでいました。

 

家族帯同でビザをもらっている場合、留学生よりも緩かったのか、意外とこれをもらってないケースが多かったのでしょうか。

今後はこのチョップをきちんともらうように、というお達しがありました。

 

今までは学校のアドミニに行っても「なにそれ?まあ必要ならそのドキュメントだしますね」って雰囲気でした。

雛形がないため、この貧しい英語力で細かい説明しなければならないのは、けっこう消耗します。

ところがここ数ヶ月でいつのまにかマストになっていたみたいで「ドキュメント取りに来てください」と連絡がきました。

というわけで取りに行ったのですが、重厚な書類が用意されて親展の封印がしてあってビビりました。

 

そのうちに家族でチョップもらいに再度行く予定ですが、期限たっぷりのパスポートとプロパーなビザがあっても、この重厚なドキュメントを見て、なんかビビってます。

イミグレ舐めると痛い目に遭いますからね、こればっかりは。

 

 

自宅で打ち上げ花火ってよく考えるとすごいと思う話

マレーシアに来た最初の頃は、イベントのたびに花火があがっていて、テンションあがりました。

が、何年も住んでいると、花火がうるさくて眠れないので耳栓をして寝たりします。きれいですけど、音がね、すごい。

で、こないだもディーパバリでした。

すっかり忘れていたのですが、夜8時ぐらいからフライングでパンパン鳴っていたので、「あ、また日付またぎですごいことになる」と慌てて耳栓を確保。

 

うちが花火屋敷と呼んでいる家があります。

 

花火が打ち上げられる口実となるのか、チャイニーズニューイヤー、ハリラヤ、クリスマス、ニューイヤーと、すごいです。

住人がマレーシア人か外国人かもわからないのですが、自分ちの軒先でイベントとなると必ず打ち上げ花火をします。

しかもけっこう本格的なやつ。

そこそこ高くあがって、きれいに丸くなったりするやつ。

 

そういえば一度、自動点火装置みたいのを導入し使っていたようで、連射していました。

日本ではそれは完全に花火師の仕事です。

 

思わず「たまや〜」とか言っちゃいそうになりました。

 

でもさ、例えば日本で自分ちの庭で花火上げたら、確実に通報事案。

しかも敬称抜きの名前が新聞やニュースに載って、なんだったらネットで炎上すること必須。

 

だいたい冷静に考えてみると、自分ちで花火あげちゃうってすごいなと。

しかもマレーシアじゅうの何万軒もの家でそれをやるという。

それを当たり前のように受け止めていることを考えると、マレーシア生活も長くなったなと思いました。

 

意外と花火が原因で火事になったという話は聞かないのも、すごいなと。

 

 

車をサービスに出した時の続きの話

いつも車をディーラーのサービス(点検)に出した後に洗車もするのですが、今回はうっかり忘れました。

 

電話で旦那にその旨を伝え、そのままガソリンだけ入れて家に帰りました。

 

その日は夕方、子どもの習いごとをしているので車で送迎。

ところでマレーシアは雨が多いのでひどいと洗車した帰りに豪雨にやられることがあります。

今回に、まさにけっこうな雨が降ってきました。

 

なんだか特をした気分でした。

洗車してワックスかけて数時間後に泥まみれ、は嫌です。

マレーシアではデフォなんですが、嫌なもんは嫌です。

洗車料金が安くても、とてつもなく残念な気持ちになります。

 

どっちかと言うと洗ったばかりの洗濯物が雨に濡れてしまう方がマシ。

お風呂でたばかりでトイレに行きたくなる方がマシ。

このあたりの嗜好は個人差があると思いますが。

 

ただ不思議なのが、マレーシアって意外と汚い車に乗っている人が少ない。

モールの駐車場なんかでも、きれいな車の方が多いような。

もしかして、日本人がほぼ毎日風呂に入るがごとく、かなりの頻度で洗車しているのでしょうか。

 

というわけで、今、うちの車は絶対に触りたくないぐらいホコリだらけです。

 

車をサービスに出しにいった話

車のサービスに行ってきました。

ブッキングしたら朝一もいいとこの8:00でした。

ディーラーがやや遠いので高速がクソ混むので嫌だなと思っていたら、料金所手前で渋滞。

前方で玉突きらしき事故で車線減少。

 

急ブレーキ踏んだらタッチアンゴのカードを足もとに落ちてきてあせりました。

久々にABSが作動した音が聞こえた気がしました。

F1のレジェンドのセナ氏がかつてレギュレーション変更でABSは絶対外すなと言っていたことが、一介のオバサンドライバーも共有できる瞬間です。

何言ってるかわからない人は昭和文脈ですのでスルーでお願いします。

 

事故るぐらいなら、スピード出すなと毎回思います。

へたならイキってないでわきまえて運転しろと思います。

 

大学時代に免許取得して以来、ややヤンキー入ってるので、割り込みとか私は絶対に入れません。ええ、絶対にです。

若い頃に身につけた運転テクは大事です。

若い頃、電車からパクってきたつり革を車内につけてただろ?とか言われますがそんなこと断じてありません。今も昔も筋金入りのカタギです。

 

ここらあたりも昭和文ですので、ちょっと何言ってるかわからないって人は読み流してください。

 

さてサービスを出して、お腹が空いたので持ってきたグミを食べているとスラリン(車を買った時の担当)が出勤してくるのを見かけました。

営業時間40分遅れってとこか。

もちろんディーラーのシフトとか勤務形態を知らないのですが、なんだか微妙な出勤時間でした。

日本と違い車を買った担当も、売ってしまえばほぼ接点がありません。

サービスのブッキングも自分でします。

 

暇なので近場のカフェに行くと、なんと出勤したばかりの、担当スラリンが近くでナシレマを食べているのが見えました。

 

出勤時間遅刻(たぶんですよ、たぶん)からの朝飯。

 

これをみて「日本もこうでなくちゃいけない」とか力説するバカがいますが、さまざまな環境要素を無視して、強引に一点だけとりあげて言うのに限って、論破されるとキレるの多いよね。

 

文化ってのはそういうものかな、と思います。