サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

プトラジャヤに2日連続で通った話

マレーシア在住でプトラジャヤに行くといえば、ずばりビザです。

伊達や酔狂で、そうそう出かけるところではありません。

 

というわけで、子どものstudy stampが必須化されたというので、行ってきました。

うちのビザだとstudent visaは不要なんですが、在学証明みたいなstudy stampは必須。

 

というわけで、子どもが通っているインターでドキュメントを揃え、写真やコピーなどを持って、満を持して行ってきました。

 

初日撃沈!

 

どういうことかというと、ゆる〜く朝9時半頃行ったら、その日の整理券はもうなかったという。

いやいやいや、夜型の我が家的にはけっこうな早起きして車で行ったんですけどね。

 

発券機に「本日終了」の文字を見た時に、呆然としました。

 

スタッフとかにかけあっても「come back tomorrow」という無慈悲な言葉をもらって、やり場のない怒りをSubwayで朝ごはんを食べながらやりすごしました。

 

それがルールなら従うまでよ!というわけで翌日は真夜中(我が家的に)に家を出ました。高速の料金所で頭が起きてないせいか、Touch'n'Go(ICカード)のゲートじゃなくてsmartTag(ETC)の方に進入してしまいました。

 

早い話が進路妨害で、一生分のクラクションを浴びせられる中、バックでゆるゆると戻っていく、でくの棒感満載。

 

やがて夜があけてきてプトラジャヤ到着。

 

さすがにこの日は整理券もらいました。

 

でもたかがスタンプもらうのに終了が午後3時。

 

日本的にいうと、家電量販の福袋狙いで夜中から整理券もらうために並んでました、みたいな話なんですよ。

ただし何もお得感はないですけどね、イミグレ行っても。

 

英語だけでなんとかならないと思った話

マレーシアの国語はバハサマレーシア。マレー語です。

そんなもの住んでればわかるよ、そこの奥さんテレマカシー。

ってノリで話が進まないのが今回。

 

多少困ることはあっても、だいたいこんなもんかな的な英語で問題なくなんとか暮らしつつ早数年。

対面だろうが電話だろうが、お互いセカンドランゲージなので、譲り合いの精神でなんとか乗り切ってきた。

 

が、ガチで困るのは書類関係。

 

今回子どもがとあるイベントに参加するのに必要書類がオールバハサ。

インターからの通達や連絡はたいがい英語なので、気を抜いて添付開かないで放置していた罰かと。

 

住所と名前ぐらいはわかったけど、サインなんか誰のが必要なのか、どこにかわからない。

 

期限があるので適当に埋めてだしました。

 

大学時代に全くわからないテストで、おんなじことをしたのを思い出しだしました。

あれから数十年経っても人間なんかそうそう変わらない、というのが今回の学びです。

↑学習しろよ自分

知らない間にスパイスに虫がいた話

今回はわりと虫嫌いの私がトラウマになった話です。

おまえ嫌な話だからシェアしたんだろ?と思われても仕方ない、かもしれません。

 

というか、うちは蚊も蝿もしばらく出現していません。

ゴキブリに至っては1度確認したかしてないかのレベル。

何しろちょっとでも気配を感じると、ワンプッシュを景気よく噴射しますからね。

あるんですよ、マレーシアにもあのよく効くやつが。

というわけで家で蚊に刺されたのっていつだっけ?ってレベルです。

 

そんな我が家ですが、ある時から変な虫が飛んでいるのに気付きました。

マレーシアならあるあるですが、やっぱり嫌なんですよ日本人的には。

 

で、どこからくるのかわからないので、気になりつつも特定できずじまいでした。

 

以下リポートとなります

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

家でタンドリーチキンでも焼くかと、某スパイスショップで購入したタンドリーチキンスパイスが入っているストッカーを開けました。

あれ?例の虫がやたらいる。

 

嫌な予感しかしません。

 

はい?????

 

スパイスが入っているビニール袋に無数の穴が開いていて。

 

あとは想像におまかせします。

 

ギャーと叫ぶ余裕もなく、ストッカーの中を確かめもせず、速攻でゴミ袋に入れました。

しかも例のワンプッシュまでも中に噴射する始末。

 

完全に我を失っています。

 

米にいつのまにかコクゾウムシがいたことがあったのですが、そちらの方がまだ許せるというレベルでした。

いや、虫がわくというレベルの話だと、もう日本にいたら阿鼻叫喚ワールドなわけですが。

 

これに比べたら、なんか腐らしたって方が100倍マシって思います。

 

というわけで、ここしばらく自分は変な虫ターミネーターとして生きていくことにしました。

ターミネートできるかどうかは別として。

 

 

またまたマレーシア人と日本語の話

家族でけっこうな利用頻度のデザート屋があります。

マレーシアの飲食店の定番というか、離職率がたかいようで、顔なじみどころか店長ですらコロコロ変わる店です。

そんなに人の出入りが激しい割には味はブレないのが凄いと毎回思っています。

 

ここ数ヶ月、とてつもなく愛想のないお兄さん(うちでの呼称は「あんちゃん」)が働いています。

たまに他のスタッフに指示出しをしてるところを見ると、店長(仮)か、暫定店長といった感じです。

 

愛想のない、と書きましたが、正確には無表情です。よくそういう人のことを、目が死んでるとか言いますが、目は普通に生きてます。

客にもスタッフにも一本調子なトーンなので、慣れてくると若干の安定感があったりします。

 

先日、注文カウンターで子どもと日本語で話してました。ちょっと声がでかかったかもしれません。

あんちゃんに注文をして受け取る時です。いきなり無表情のまま言われました。

あじがとござーます

 

とっさに私は褒めました!

「ありがとうございます。日本語じょうずですね!どこで勉強しましたか?」

●▲■で、❌❌しますた

 

ちょっと何言ってるかわからなかったのですが、無表情のまま、ややドヤりながら答えるあんちゃん。

 

「そうですか!すごいです。ありがとう。さようなら!」

私たちもワケわかんない答えではありますが、なんとなくコミュニケーションをとったような雰囲気で、その場をあとにしました。

 

次にこの店を訪れた時は、もっと距離をつめられるのでしょうか。それか店からいなくなってしまってるのか。

 

色々な意味で、楽しみです。

 

 

気づいたらアンパオが100枚以上家に眠っていた話

さてこの時期になると、ちょっと買い物をすると差し出されるアンパオ。

あげるアテもないんだけど、捨てるのも忍びない(もったいないババア)ので、空いてるクローゼットの引き出しに後生大事にしまいこんでいました。

 

さて、今年もあちらこちらで食事をしたり、買い物をした結果、アンパオがたまってきています。

中にクーポンのバウチャーなどがある場合は使おうかなとチェックするのですが、実際はどれもこれも微妙なお得感を醸し出しているので、使ったことはありません。

 

というわけで、まだチャイニーズニューイヤーでもないのに、すでに2019年にたまったアンパオを片付け始めました。

家のインテリアがモノトーン系のため、赤が全く合わないので、ダイニングエリアとかにあまり置いておきたくない。

 

で、小さい引き出しをあけると、すでにパンパンになっている。

そこで出してみると、出てくるわ、出てくるわ。真っ赤なポチ袋ことアンパオ。

ざっと目視で数えたら100枚ぐらいありました。

 

その中になんだか一組、明らかに上質なやつが入っていました。

思い出した!初めてのチャイニーズニューイヤーの時に、なぜかテンションあがって、どっかのモールで買っちゃたんだよ。

 

ほっといてもたまる、もらいもののアンパオに混じっていたとは。

なんとか使い道を考えたんだけど、結局もとに戻しました。

来年はアンパオ入れを引っ越さないとだめっぽい。

 

 

 

 

タイプーサムの話

世界三大奇祭とか言われいるタイプーサム。

何度か行っているのですが、だいたい出遅れて午後行くから、devoteeの人たちが串を刺してガバティ(飾り)をかついでいる姿とか、まだ数人しか見たことがありません。

 

ただバツケイブヒンドゥー教のお寺でゴールして、リアルワールドに戻ってきたdevoteeの方たちが歩いているのとかは見たことがあります。

上半身裸で足に鈴付きの革バンドしていたのですぐにわかりました。

 

ところで今回感じたのは「警察官が圧倒的に増えている」ということでした。

数年前に行った時は道路も封鎖されていなかったし、警察官もいるっちゃいるという程度でした。

非常にオーガナイズ感がありました。

あと慣れてしまったのかわかりませんが、意外と匂いが気にならないということでした。

 

ゴミは相変わらずすごかったですけど、マレーシア生活も長くなってきているので、これも慣れちゃってきてるかもしれない。

 

危険な祭とか言われますが、不必要な貴重品を持ち歩かず、やや着古した服装で行けば問題ないと思われます、多分ね。

 

バツケイブの階段は272段。

初めての時はぎょっとしましたが、だんだんこれも慣れてしまうと、普通に黙々と登ります。

ところが今回、珍しく息があがりました。前日に酒飲みすぎたかな?というレベルです。飲んでませんが。

スピリチュアルとかパワースポットとか全く興味がないんですが、やはりタイプーサムというのはハレの日のため、私のような邪心が多い人間が気安く登ってしまうとよくないのかもしれないなと、思ったりしました。

 

よくよく考えると、Grabをかなり手前で降りて、クソ暑い中、延々と歩いて行ったため普通にバテたかな?というのはありますが。

 

喉は渇くが、今日はここで飲んだり休んだりしたくない。

上まで行って適当に見て、そのまま帰路につきました。

何しにいったんだか。

 

今回はガバティしょったdevoteeの人を全く見れずに残念でした。

 

帰りのGrabのドライバーさんがインド系で「オレ、あとで、ここにお参りに行かなきゃいけないんだよなあ。」とつぶやいていました。

なので降りる時に本来なら不要のチップを渡し「ハッピータイプーサム!」と言いました。

ハッピーホリデー的な言い方でこれを言っていいのかわかりませんが。

 

 

ペナンのバッタ屋夜市の話

ペナン島に行った時にバツーフェリンギの夜市に行きました。

ペナンはけっこう行きやすいのでちょいちょい行きますが、だいたいお酒を飲むので夜はどこにも行きません。

 

その日は酷い二日酔い(私だけ)で、さすがに酒を飲む気が1mmもなかったので、行きました。

 

今時、堂々とパチモノを売っているテキ屋(←相変わらず言葉が悪い)ってのもすごくて、逆に惚れてまうやろ!的な景観でした。

 

最初は「ないわ!マジでいらないわ」な気分だったのですが、延々とそれが続いていくうちに「この◯ッチ、◯ーチ、どっからみても本物だよね」という意識の変化が自分の中に現れだしました。

そのような心の弱みを読むのでしょうか、店の人はガンガン私にニ◯ブランド品をすすめてきます。

 

ふと見ると、子どもがfidget spinnerをガン見していました。

その横にいた旦那も、何か男子的な(くだらない)アイテムをガン見していました。

 

買ってもいいかも!という気持ちになった頃、やっと夜市の終点にたどり着きました。

その先に続く漆黒の闇に我にかえりました。

 

あれですね、もうちょっと先まで夜市が続いていたら、私はニセ◯ッチの財布、子どもはfidget spinner、旦那も何かくだらないものぐらいは確実に購入していたかもしれませんね。

 

冷静になってホテルに戻った後、某サイトで記憶を頼りにアイテムのチェックをしたんですけど、あのてのコピーって早いんですね。

けっこうアップデートされていて、買っときゃよかったレベルの仕上げでした。

 

マレーシア、まだまだあなたの思う東南アジアですよ、ほんと。