サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

あれからどーなった?3選の結果をまとめた話

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先日、店の前で若いスタッフを指導しているルンルン(仮名)を見かけました。こちらに気づき、キリっとした表情で手をあげ、また指導に戻りました。

案の定あの日、ベロベロに酔ったことを全く覚えていませんでした。

別に恩着せるわけでもないんですが、あの調子だとビールを奢ったことも覚えてないと思いました。

 

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強もみジジイ(中華系)がブレイクをとっているところに出くわしました。昼下がりの午後、インド系ホーカーでテイクアウトをしていました。私はすぐ隣のカフェでスコーンを食べていました。

こっちに気づかなかったので手を振ると、手にぶら下げたオレンジ色のビニール袋を持ったまま、はにかんだ笑顔をみせながら立ち去りました。

あんな怖い顔をして痛く揉むのに、オフデューティーの時は、どこにでもいるオッサンの雰囲気をまとっていました。

オンとオフってのはこういうもんだという見本のようなゆるさに包まれていました。

 

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久しぶりに通ったら、アスファルトで穴をうめる工事をしたようでした。コーンが置いてありました。

 

マレーシアの宅配の精度の話

日本のAmaz◯nで買い物をしてマレーシアに送ってもらう。

以前にも書きましたが、メールで発送連絡がきても気長に待たないといけません。

 

いつ自分の荷物が手元に無事に届くかというのはマレーシア国内の配送業者によりけりだという。

数年前に年末に旅行に行っていていました。

不在中に◯mazonで買ったものを届けにきたようでしたが、ポストに不在票なんてあるわけがない。

 

行方不明。

 

ラッキングするとマレーシアに荷物が入る、通関も終わってすぐ近所まで来ていることはわかっています。

そこで宅配業者に電話したら「もう配達は終わっている(キリッ」と速攻で答えられました。

というか、通話となるとイ◯ド系の英語がさっぱり理解できない私。

そこであっさりと他力本願へ路線変更。

 

Am◯zonのカスタマーサービスに相談したのです。チャットで。

私はアマゾンのカスタマサービスのチャット部隊のことを心の中で、客サービスのスペツナーズ(ロシアの特殊部隊)、いや、グリーンベレー(米軍の特殊部隊)と呼んでいます。

彼ら&彼女らの使命感たるや、そして確実に仕留め結果を出すという。

 

やりとりはチャット後にメールで送られてくるのですが、ごめんなさい。

長いからあとから見返すことはあんまりないです。

いつも「メールでチャットの内容を送る」みたいなのにチェックを入れてしまうんですけど。

 

毎度、本当にそんなに謙虚にならなくてもいいってぐらいこちらに寄せてくれます。

 

そして今回もそんな感じでしたが、解決には至らないだろうと思っていました。が、その2日後ぐらいにあっさり届きました。

 

あちこちタライ回しにあったようで、かなりくたびれた感じで届きましたが、外国に住んでいると、そういうことに全くこだわりがなくなってきます。

買ったのは、イッテQカレンダーでした。

さっそく壁にかけました。

 

本当はもっと宅配を利用したいのですが、もうちょっと精度があがってくれないかなと思っています。

 

毎回、A◯azonを使うたびに、いろいろな部署がせめぎあっているのを感じます。

本国の中の人も離婚とか、慰謝料とかすごかったようですね。

いろいろ人生せめぎあっていたんでしょうね、仕事も。

なんのこっちゃ!?

 

 

 

オッサンは行っていないかわりにまさか子どもが行っていた

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さて、先日書いたブログで気になったので、レストランを再訪しました。

再訪しました、なんて書くと店のレビューっぽいですが、そういうのはやりません。

というか、本当においしい店を公開したりレビューしたりする人っているのでしょうか?

 

そこそこおいしい店なら教えるけど、本当に気に入った店なんか教えないよという人も多いように思います。私が性格悪いだけでしょうかね。

 

オーナー(オッサン呼ばわりしてすいません)も奥様もいて平常運転です。

来たばっかりでまた来店したので、正直、ちょっと「え?」って顔していました。

 

この頻度で訪れる客ではないからでしょう。

 

オーナーは忙しそうで、なかなかうちのテーブルに来ません。

待ちました。なぜなら、本当にくだらない事案だからです。

エンドゲームみました?」って聞きたいだけですから。

しかもニワカの私(たち)はまだ一切見てもいないという。

 

オーダーはバイトがとりにきました。

適当に注文し、オーナーが近づいてくるのを着席したまま待ちます。

 

ようやく私たちのテーブルのわきを通った瞬間、気がせいた私はフライング気味にいきなり「エンドゲーム見ました?」とやらかしてしまいました。

 

いきなりです、いきなり。

 

営業で商談しなければいけないとしたら、私という人間は全く成約できないタイプでしょう。

 

オーナーはさすがに「?」的なリアクションでしたが「久しぶりですね、どうでした?」と大人な接客をしてきました。

再度聞きます「エンドゲーム見ました?」

「ああ、うちの子が見たみたい」

 

お子さんですか。

 

あんなにMCUの熱烈ファンアピをしていて、視線の先をユニバースに向けながら語っていたのに、行ってないと!

「今週の日曜日にでも行くかな、3時間でしょ?体調整えてみないと」

 

予想がいろいろと外れました。

世の中ってのは思い込みで動いてはいけない、という基本的なことを学習しました。

学習しましたって、まだそれが必要かと思うと、ちょっと何やってきたんだか、今までって感じですね。

 

 

 

 

 

 

インスパイアなアロマディフーザーの話

数ヶ月前ですが、アロマディフューザーを買いました。

MUJI のがいいな、と伝えてはいました。

旦那が発注して、割とすぐに届きました。

 

届くといつもMUJI店頭で、顔がミストで湿るほどガン見していたのとは、そこはかとなく違います。

 

「どこで買ったの?」という質問に言葉を濁しマレーシア最大の通販サイトの名前みたいなのを口にする旦那。まあ、なんでもいいやと思う私も私です。

 

アロマオイルはすでにあったので、さっそく水を入れてスイッチオン。

 

意識低い系ブログを自称している私ですが、その真逆の意識高い人が好むディフューザーを嬉々として使っているというねじれ

結局、日和見主義ってことなんですよ、人間なんて←お前がな!

 

ちょっと用事があってやってきた不動産のエージェント(おばちゃん)が家の中に入ってくるなり「あ、MUJIディフューザーね、これ結構高いけど安いやつ買うとすぐ壊れるのよね。うちの娘も結局これにしたわ。あとアロマオイルが高いのよね」と目ざとくチェックしていました。

私はちょっと微妙な笑顔をつくりながら「ですよね」と、さっさとこの話を切り上げました。

 

スイッチ類が逆の方向に向いていたので、エージェントのおばちゃんは気づかなかったのですが、MUJIではありません。

インスパイアです。

 

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働きもののオッサンがいなかったのはアベンジャーズか?という話

家族でよくいくレストランのオーナーと雑談をしていたところ、今ぶっちぎりのトレンドともいえるアベンジャーズの話になりました。

去年のワールドカップもそうでしたが、私はここでも強烈なニワカです。

だいたい誰がスーパーヒーローなのか、もっというとヴィランズとヒーローの差が全くわかりません。

へたすると直近で見た「シャザム」と話が混じってしまいそうな不安すら覚えます。

 

なにしろマーベルの映画はスパイダーマンNetflixで、かろうじてキャプテン・マーベルは映画館でみました。

 

観る前に食事をしてお冷をがぶがぶ飲んでしまったので途中でトイレに行く羽目にはりましたが、GSCのゴールドクラスだったので外に出ないでトイレに行けてよかった。

TGVだとインダルジだとトイレも外って言われて遠くまで行ったような記憶が。

 

でもお調子ものの私はオーナーに「もうアベンジャーズ楽しみだよね、エンドゲーム」とか軽口を叩いていました。

ところが相手は筋金入りのマーベルファンだったらしく、異様な食いつきでした。

 

でもそこは基本は家族経営なので忙しいため、3時間を超える映画のため店を抜けるのは厳しそうでした。

でも最終章は観たいに違いありません。

 

先週の水曜日にアベンジャーズが封切りになりました。

強烈なニワカなので、とりあえず見ますが人が少なくなってからゆっくり見ます。

 

そして木曜日にのランチに旦那とくだんのレストランに行きました。

あれ?いつもいるオーナーがおらず、奥様だけが接客をしていました。

これは珍しいケースです。

奥様がいないことは結構あるのですが、オーナーがいないことはほぼありません。

奥様に「あれ?ご主人は?」と聞こうかな?と思った瞬間、閃きました。

 

アベンジャーズに違いない

 

水曜に封切りでそのあとは週末となると自分も店に立たないわけにはいかない。

 

奥様はあまりその手の映画に興味ないどころか、へたするとそんなものにかまけているご主人にイラっときている雰囲気がなきにしもあらず。

そこにもってきて「ご主人、アベンジャーズ?」なんて聞けるわけがない。

 

私のたてた仮説はこうです。

昨日(水曜)に公開されていてもたってもいられない。

見ないことには仕事にも集中できない。

金土日なんてすごい人でごったがえすから無理ゲー。

だとしたら木曜の初回が狙いめ。

なに、ランチだけ抜けるなら木曜だったら大丈夫そうだ。

 

ということで、決行したんじゃないかと。

 

旦那も食べてる最中に「オーナーいないね、珍しい」と言ったので

私はどや顏で「昨日アベンジャーズ封切り」と一言。

 

旦那も「あ、察し」という表情でそのまま黙りました。

 

次に行った時に旦那と「オーナーはアベンジャーズを木曜に見たのか?」という賭けをしたいと思います。

オッズは1ですが。

 

 

 

 

オッサン3人集まるとあるあるかもしれない話

最近の日本のネットニュース界隈で拾ったワードが、ツボってしまいました。

パクリ関係(英国でも日本でもあるんですねえ)で炎上した事案です。

 

詳細は省きますが、パクリ疑惑のある某女子大生を擁護するオッサンどもがチ◯ポ騎士団と名付けられていました。

なんというか、まさにど真ん中としか思えない、ジャストすぎるネーミングで、家事の合間にこの言葉をふとつぶやいてしまうほどでした。

 

そのインパクトが冷めやらぬ中、旦那が知り合いのデベロッパーとレストランのオーナーと出くわしました。ここで3人とお互いが知り合いと発覚して「おお、そうだったんかい!それはともかく久しぶりだな」みたいな雰囲気になりました。

 

オバサンの立ち話は井戸端会議と揶揄されますが、オッサンの立ち話だって、なかなかくだらないし、じゅうぶん井戸端的な要素が多いです。

 

お互いの近況を話すうちに、なんと全く異なるこの3人に意外な共通点があることがわかりました。3人とも糖尿病もしくは血糖値ギリの予備軍だったのです。3人とも全く国籍は違いますが、オヤジの悩みは万国共通かもしれませんね。

 

彼らの話を適当に聞いていたんですが、どうも頭からチ◯ポ騎士団というワードが消え去らない私はふと「糖尿三銃士(The Three Diabetic Musketeers)」と英語でつぶやきました。

 

その時は英語でつぶやいたんですが、こうして書いてみると日本語の字面の方がグっとツボることに気づきました。なんなら昭和のコントっぽい味わいもありますね。

もう数日で令和になるというのに、昭和を持ち出すのもなんですが。

 

中の一人が「オクラを輪切りにしてコップに水と一緒に入れて、一晩冷蔵庫で寝かして旦那さんに飲ますと血糖値がガツンとおちるよ」と、民間療法を教えてくれました。

「でもオクラってけっこう粘りけありますよね」と私が言うと「そうそう、スライミーだけど効くんだな、これが」とのことでした。スライミーね、ま、確かにスライムみたいだわな。

 

血糖値の高めの方は試してみてはいかがでしょうか。

すでに日本の昼のワイドショーとかそのへんで紹介されていそうですけどね。

 

うちは旦那がオクラが好きではないのでたぶんやらないでしょう。

 

 

モスリムの女性ドライバーが運転うますぎの話

さてここのところ車を運転するのがめんどくさいので、Grabばっかりに乗っています。調子が乗らない時は事故ったりしたくないので私にとってGrabはとてもよい選択肢です。

そういう時に乗って、事故って、未来ある女性と子どもをひき殺して、自分の息子に電話する余裕あるような、ポンコツのゴミのような腐れジジイにはなりたくないですからね。

自分の父親がオレオレ詐欺に遭ったんですが、神妙にしていたのもつかの間、後日「現場で取り押さえてやろうと思っていた」とか抜かしやがり、どうかすると武勇伝にすり替えようとすらしていたので「調子にのるな、自分がポンコツなのをわきまえろ!」と電話で怒鳴ってやりました。

話の内容は全く違いますが、けっこう本気で、上記のような腐れ老人にならないですむか毎日模索しています。

 

話を本題に戻します。

 

Grabなんですが、本当に自分のことは棚にあげて申し訳ないんですけど、女性ドライバーだと、ちょっとコワイことがあるんですよね。

というのも目視はおろか、ミラーもあまり見ないで車線変更したり、ブレーキ踏むのがやや遅くてけっこう前の車と車間なかったり。

あと、一度、雰囲気でランダバウトに突っ込んでいかれて、全身の毛穴から汗が吹き出しました。

 

今回ブッキングしたら女性でした。なので1ミリぐらい不安でした。

でも女性はほんと感じがいいし、こっちも女性の端くれだからやっぱり安心するんですよね。

 

モスリムのおばちゃんドライバーでした。

まず私はGrabに乗り込む前はいつも「来てくれてありがとうございます」と英語で伝えます。

おばちゃんは「あら、日本人ね。日本人の人はいつも感じがいいからすぐわかるの」と、嬉しいことを言ってくれます。

このセリフは、今までの日本人の積み重ねですので、いつも一瞬ですが責任感を感じます。もちろん私おことですから、本当に一瞬です。

 

そのあと、私はボーっと外を見ていたら、「日本人よね」とまた聞かれたので微妙な雰囲気になりつつも「そうです!」と元気よく返事。

なんとなく不安になりつつ、やることもないのでスマホでネットニュースとか見ていました。

渋滞したり、工事したりの道が続くのですが、やはり気になる運転テク。

 

と、車のスペックと比べ、発進停止がおそろしくスムーズなことに気づきました。

 

温和そうなおばちゃんが乗っていたのはMT車

しかも穏やかそうな顔で尋常じゃないぐらい運転がうまいのがわかってきたのです。

 

合流のタイミングが難しそうな感じの混み具合の大きなランダバウトもぬるぬる〜と、じょうずに入っていきます。

ふと横を見ると、高級外車に乗ったサングラスをした女性は合流の波に乗れず往生してクラクション砲をくらっていました。だよな、ここ合流難しいと思う。

 

また空いている時の加速や、陸橋を下る時のブレーキングなどもよくよく見ているとほぼ完璧。

あまりに運転がうまいので、眠気が襲ってくるほどでした。

 

しかもナビを見つつも、先が渋滞していると回避のために迂回。

ナビがそれに対応してリルートしているという。

 

いやあ、いいもん見させていただきました。

最後目的地についた時「なんだか時間かかっちゃってごめんなさいね」とまで言われて、本当に恐縮。

いや、たぶんナビどおりだったらもっとかかっていたと思う。

 

ガチでかっこよかったわ。