さてここのところ車を運転するのがめんどくさいので、Grabばっかりに乗っています。調子が乗らない時は事故ったりしたくないので私にとってGrabはとてもよい選択肢です。
そういう時に乗って、事故って、未来ある女性と子どもをひき殺して、自分の息子に電話する余裕あるような、ポンコツのゴミのような腐れジジイにはなりたくないですからね。
自分の父親がオレオレ詐欺に遭ったんですが、神妙にしていたのもつかの間、後日「現場で取り押さえてやろうと思っていた」とか抜かしやがり、どうかすると武勇伝にすり替えようとすらしていたので「調子にのるな、自分がポンコツなのをわきまえろ!」と電話で怒鳴ってやりました。
話の内容は全く違いますが、けっこう本気で、上記のような腐れ老人にならないですむか毎日模索しています。
話を本題に戻します。
Grabなんですが、本当に自分のことは棚にあげて申し訳ないんですけど、女性ドライバーだと、ちょっとコワイことがあるんですよね。
というのも目視はおろか、ミラーもあまり見ないで車線変更したり、ブレーキ踏むのがやや遅くてけっこう前の車と車間なかったり。
あと、一度、雰囲気でランダバウトに突っ込んでいかれて、全身の毛穴から汗が吹き出しました。
今回ブッキングしたら女性でした。なので1ミリぐらい不安でした。
でも女性はほんと感じがいいし、こっちも女性の端くれだからやっぱり安心するんですよね。
モスリムのおばちゃんドライバーでした。
まず私はGrabに乗り込む前はいつも「来てくれてありがとうございます」と英語で伝えます。
おばちゃんは「あら、日本人ね。日本人の人はいつも感じがいいからすぐわかるの」と、嬉しいことを言ってくれます。
このセリフは、今までの日本人の積み重ねですので、いつも一瞬ですが責任感を感じます。もちろん私おことですから、本当に一瞬です。
そのあと、私はボーっと外を見ていたら、「日本人よね」とまた聞かれたので微妙な雰囲気になりつつも「そうです!」と元気よく返事。
なんとなく不安になりつつ、やることもないのでスマホでネットニュースとか見ていました。
渋滞したり、工事したりの道が続くのですが、やはり気になる運転テク。
と、車のスペックと比べ、発進停止がおそろしくスムーズなことに気づきました。
温和そうなおばちゃんが乗っていたのはMT車。
しかも穏やかそうな顔で尋常じゃないぐらい運転がうまいのがわかってきたのです。
合流のタイミングが難しそうな感じの混み具合の大きなランダバウトもぬるぬる〜と、じょうずに入っていきます。
ふと横を見ると、高級外車に乗ったサングラスをした女性は合流の波に乗れず往生してクラクション砲をくらっていました。だよな、ここ合流難しいと思う。
また空いている時の加速や、陸橋を下る時のブレーキングなどもよくよく見ているとほぼ完璧。
あまりに運転がうまいので、眠気が襲ってくるほどでした。
しかもナビを見つつも、先が渋滞していると回避のために迂回。
ナビがそれに対応してリルートしているという。
いやあ、いいもん見させていただきました。
最後目的地についた時「なんだか時間かかっちゃってごめんなさいね」とまで言われて、本当に恐縮。
いや、たぶんナビどおりだったらもっとかかっていたと思う。
ガチでかっこよかったわ。