パオにいさんの話
前々からそこを車で通る時はすごい気になっていた、ガッチガチのローカルチャイニーズコミュニティーのホーカー街。
マレーシアに限らず何年か東南アジアとかに住んでいると、汚いとこ(←失礼だな、この物言い)で食事している画像とかアップしている人いますよね。
あれ、すごいなあと思います。
うちは特別に潔癖症ってわけでもないんですが、ちょっとハードル高いかなと思うんですよ。というのも、みんな腹が弱くてね。
というか、移住して3日目に食あたりになってまず世話になったのがクリニックだったんでね。
で、数年(年数とか書いてしまうと特定されるので)住んでいても、スルー。
とはいえ、だんだん慣れてくると、好奇心に抗えなくなってくる。というか、おいしそうなのよ。
マレーシアに住んでいると、ほんと料理したくなくなるのよ。
うちはウェットキッチンがない家なので、常に直火との格闘。
ほんと前住んでた国で、トランスつないで日本のパン焼き機(安定のナショナル)でパン焼いていたのとか、話が遠い目になる。
話がそれたけど、気になる肉まん屋さんに意を決して行ってみました。
中国語しか通じないみたいでいまいち意思疎通ができなかったけど、どうやら肉まんを注文できました。そこのメニューってマレー語、中国語しか書いてないのよ。
そこにいたお兄さんがとても親切で、心の中で「パオ(包)にいさん」と命名させていただきました。包とは饅頭ってことです。
意地汚いので家族で速攻車の中で食べたけど、日本のコンビニの値段の半額以下でひっくりかえるほど美味しかったわ。
たぶんここがすごい美味しいわけじゃなくて、掘ればいくらでもあるんだろうね、こういうところは。
アジアおそるべし。
我が家の心のリピありリスト入りしました。
いやあ、しかし何入ってるんだろ……。