サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

マレーシアで宝くじを買ってみた話 後編

tetari.hatenablog.com

宝くじの販売店だが、車から降りる時に財布を持たず、パンツの後ろポケットにRM5札を直入れしてきた自分の判断は正しかった。

 

中はガランと殺風景でガラスの窓口が4つぐらい並んでいる。

壁の片側に記入台のようなものがあるが、紙くずだらけ。

 

そして何よりもここにいる人たちの本気オーラがすごかった。

昭和の時代なら「本気と書いてマジと読む」みたいな感じ。

話のネタにウケ狙いで出かけた私は、軽くひく。

 

みんな高額当選なんかまるで考えていない。

どの人を見ても「手堅くがっちり確実に仕止める」という意気込みなのか、一番当選率が高いと思われる4つの数字を選ぶだけ!の日本でいうナンバーズ(だっけ?やったことないからわからないんだけど)の4D(だと思うたぶん)にしか、張ってない。

隣の人が握りしめた紙をチラ見すると、そこには4つの数字が。

欲望渦巻くとかそういうことにエネルギーを使うよりも、少額でもいいから確実に賞金を手にしたい。そんな感じが伝わってきた←勝手な思い込み。

 

見ているだけでお腹いっぱいになってしまったが、それでは話にならない。

なのでとりあえず列に並ぶ。

窓口で(おそらく中国語で)何か聞かれたが、なぜかものすごくテンパってしまい、適当にうなずいていたら、無事に発券してもらえました。

私はいったい何を買ったのでしょうか?

 

何を買ったかわからなくても、アプリを入れたので抽選時間が過ぎたらQRコードを読み込ませるだけ。

どうせ当たるわけがないのでそのまま冷蔵庫にマグネットでくっつけておいて放置すること1ヶ月。

ある日ふと思い出して、チェックしてみたら、なんと画面にはクラッカーがパーン!となるCG「You Won」の文字とともに。

末等のRM5あたっていました。注ぎ込んだのがRM10だったので、博打にしては戻ってきた方じゃないかと。

 

もっとおもしろいかと思ってやってみたけど、意外とつまらなかった、というのは世の中よくある話です。

換金しに、またあそこまで行くのかと思うとめんどくさくて、まだ行ってません。