さてこれは、ついさっきの話です。
あるショッピングセンターのポイントカードは現金をトップアップすることで、タッチアンドゴーカードみたく駐車場での支払いがキャッシュレスになります。
駐車場の入り口でパーキングチケットを取って帰りに精算機で支払うというのを回避できます。
精算機探したり並んだり、めんどくさいんですよ。帰るときはさっさと帰りたい。というか、あのパーキングチケットの精算ってなんか体力持ってかれる。
今日はいつもの駐車場ではなく、穴場的に空いてる別のとこに車を停めました。
パーキングチケット精算用の残高が少なくなってきていたので、先に精算機でトップアップすることにしました。
トップアップとは日本で言うナナコにチャージする、みたいなことです。マレーシアに住んでいるとタッチアンドゴーというチャージカードで電車に乗れたり、キャッシュレスで駐車料金を払えたりします。
30RMトップアップしようと50RM札を入れました。お釣りが20RM出てくるはずだったのですが、15RMしか出てこない。
そしたらレシートのとこからトップアップ明細ともう一枚何かレシート出てきた。
そこにはあっと驚くことが書いてありました。
「お釣りがありませんでした。管理事務所でこのクレームシート持って行って、残りをもらってください」
は?
マレーシアだから比べちゃダメなのは百も承知ですが、日本の自販機だったら1000円札入れようとしたら戻ってきた。なんでかなーと思ったら赤い字で「釣り銭切れ」って書いてある。
つまり釣りは出せないから、大きな額だと受け付けられません。とあらかじめ通達してくれてます。
ここマレーシア、とりあえず受け付けるけど、釣りないけど事務所でもらってね的なシステム。しかも事務所というのがどこにあるのかすらよくわからない。
もうこういうの慣れたけど脱力よ、脱力。
とりあえず事務所の場所をガードに尋ねるもわからない。正確には「私たちがバハサ(マレー語)が話せないからわからない」いや、ほんとピンチのたびに、マレー語やっとけよ!と家族でなすり付け合いになります。
仕方なしにレシートに書いてあった事務所の電話にかける。
すると「今から係の者を送るので駐車場の入り口で待ってて」と言われる。と、そこに同じく釣り銭が出てこなかったと思われる男性もやってきた。
というのも「あなた達も釣り銭出てこなかった?」と、うちの旦那が持ってるレシートを見て声をかけてきたからだ。
その人は少額の駐車場料金で50RM入れたらしく、かなりあせっていた。そりゃ持ってかれたら痛すぎる。
少しして、財布を持った係の人とおぼしき若い男性がやってきた。集金財布かと思いきや、本人のマイ財布。
開けた途端に、ポイントカードレシートがごっそり入っていて、そこから先ほどのクレームレシートと引き換えにお金を返してくれた。
釣りがなかったので今は出さない。でも事務所に行けば残りは渡すよ
という駐車場精算機に出会った話でした。