家族で食事に行き、とあるモールの駐車場に車を止めました。
ガードも多く巡回しており安心です。
食事の後も買い物をしたりブラブラしたり3時間ぐらい過ごしました。
車に戻ってくると何かワイパーに挟んであります。
実は別の国に住んでいた時、屋外駐車場に車を停めていた時に同じことがありました。
その時は何かと思ったら…
「車をぶつけてしまいました。こちらに連絡ください」と書いてありました。もちろん海外なので「ごめんなさい」はありません。
慌ててチェックするとドライバー側のドアが凹んでいました。
修理するのに見積もりにディーラーに行ったり、それをぶつけた相手に送ったり、代車を出してもらったりと、何かと時間を取られ大迷惑でした。
示談にしてやったんだから、相手にとって、うちは神みたいな被害者でしょう。
ちなみにバックレられなかったのは、そこの駐車場には鬼のようにCCDカメラがついていたからだと思います。
アングル変えてバンバン撮影されていたことでしょう。
そうじゃなかったら、絶対に逃げただろうって思います。
日本も所構わずバンバンつければ犯罪の抑止力になると思います。これに反対しているのは、どう考えても後ろめたい輩だね。
さてというわけで、今回、ワイパーに何か挟んであるのを見てとても焦りました。
どうやら名刺のようです。まさか、またぶつけられたんじゃないかと、一瞬かたまりました。
ドキドキしながら見てみると、営業用のビジネスカードでした。
業種ですか?
取立屋です。あ、すいません言葉が悪かった。
債権回収屋です。
難しい負債でも、取立て損ねでもなんでもやってくれるそうです。
お金に困っている人には緊急融資もしますと書いてありました。
シンプルなデザインですが、恫喝(どうかつ)という文字が透けて見えるようです。
そのビジネスカードですが、私の周囲ではよく見るとマレーシアの登録台数ナンバー1のあの車以外にはさんでありました。
広告を投げ込むだけなのに車種を選別しているところから、ほんのりと漂う闇の香りがなんとも言えませんでした。