中華系のスタイリストがいる美容院によく行きます。
もう少し若かったら、日系美容院に行くのですが、オバサンなのでイキったオーダーをするのが気がひける。
ヘアカタログでサバ読みするのもなんとなく気が引ける。
あなたは知らないかもしれませんが、私はこう見えても謙虚な人間なんですってば。
なんの主張だか意味不明ですが。
さていつも行く美容院。理由は一つで家から近い。当日予約なしでウォークインしても大概OK。
唯一の問題、それはスタイリストを選べない時があること。
店長は無愛想だけどじょうず。
手下(二番手)は、話好きで愛想はいいんだが、ちょっと難あり。
というのも、この人に頼むと、最後の仕上がりが中国の中年女優のような盛り髪にセットされる。正確にいうとそれだけではなくて、カットもそれっぽくなる。
そりゃ20歳ぐらいの小娘お嬢さんから見れば、35歳以上なんてどれも同じようなオバサン。
ショートカットのヅラ着用でオバサン雑誌の表紙撮影に挑んだジュディ◯ングみたいな、中華感がすごい。
ドライヤーかける時に「トップはあまりふわふわさせないでくださいね」と言ったけど、彼女の中でオバサンの定番はこれ!って刷り込まれているから、松ぼっくりのようなブローをしてくる。
しかも中国映画やドラマでいうと、完全にヒール役のような雰囲気。
って、これは私自身が勝手に醸し出しているだけか。
カット代を支払って店の外に出るやいなや、すぐに手で髪をおさえつけて、ふわふわを落ち着かせるのだが、そうすると今度は大嫌いな蓮◯に寄っていくから困ったもんだ。
◯舫は髪型以前に性格も政治理念もいろいろと大嫌いだから、余計に腹がたつって話でした。