某フードコートでサクッと軽めのご飯をちょっと遅い時間に食べていました。
ふと横のテーブルを見ると、ドイツの某高級車のパンフレットを出しているおばちゃんがいました。
そのパンフに見入ってる女性はビーサンに首の広がったTシャツを着ています。
でもフランスのあのブランドのバッグ(スーパーコピーの可能性あり)をこれ見よがしに持っています。
日本的な考察だとそれは「ネズミ講的な誘い」
つまり「あなたも頑張れば、こんなエンブレムのついた車なんて夢が叶うのよ」的なやつ。
バーカ、そういうのは儲かるのは胴元だけで、あとは養分だろうに。
と、思っていたら、それはキャッチセールスではなく、車のセールスだと判明しました。
判明したエビンデスを先に言います。
・割引率を電卓で計算していた、さらにローンの場合の月払いを提示していた。
・おばちゃん自身が、その車のスマートキーを持っていて、その車で去っていった。
・これはグレーですが、おばちゃん、英語の牡蠣の名前で知られる金のダイヤモンド入りの腕時計をしていた。(スーパーコピーの可能性あり)
この国の民族で最も金持ちが多く、景気がいいとされている人たちの商談です。
言葉はわからなくても、景気のいい圧が伝わってきます。
商談がまとまったのはわかりません。
でも、ショールームではなく、こんなとこで商談をしている。いやもしかすると保険の話だったのかもしれない。
そして話を聞いてる方もまんざらではなく、結構な食い気味で、電卓を叩き返していた。
こんな下世話な場面に出くわした自分、持っているな!と思いました。
そしてそういう場面を見て見ぬ振りをして、ガッツリ聞き耳たてている自分の下世話さがその斜め上をいくという事実。
私らしいマレーシア生活の一コマじゃないかと、日本の友だちは腹抱えて笑っていることでしょう。