レストランにメニューを相談された話
最初に言っておきますが、私は料理はしますが全く得意ではなく、ただただひたすら長い年月タスクとしてやっているだけです。
私なんかより全然若い人が、料理ブログやっていたり、レシピ本だしているのを見てもその土俵にすらあがることができないレベルなので、時短料理レシピとかアイデアとか見ると神ってるなあとしか思いません。
むしろ完全に世話になっているレベル。
あのサイトとか、あのアプリとか、どんだけ世話になっているか。
そんな私がとある店に行った時の話です。
まあ、なんだ、言い方悪いが、なんちゃって系です。
シェフが生魚が扱えないらしく、寿司はありません。
マネージャは私たちが日本人だとわかると、すごい勢いで質問をしてきました。
「どうですか?味は、これって大丈夫ですか?」
客にする質問じゃないでしょうが、彼女の熱心さがわかったので、遠慮がちに、しかしはっきりと言いました。
「う〜ん、日本人からすると微妙かな?」
すると「寿司じゃなかったら、どんな料理を出したらいいと思います?」と畳み掛けるように聞いてきました。
よくよく聞くと、コンサルがついてるっていうのに、こんなグルメレポーターでもYouTuberでもない一般客の私らが何を意見できるというか、いや、普通にできないでしょ。
私が虚空を見ながら押し黙っていると、旦那が「カレーやうどんはどう?」と発言。
心の中で「それは今、あんたが食べたいものじゃないのか?」とつぶやきました。
どうやらカレーが食べたかったようです。
すると「カレーは私もつくるのよ!」とスマホの写真を見せてくれました。
うん、ごめん、それ食べなくてもわかる、残念なやつ。
コメントしたくないので「カレーのルーから?」「家でつくったの?ここで?」と質問で返す率が多い会話になってきました。
「そうそう、カレーのルーってチョコレートのブロックみたいになっていて、おもしろいよね」ってね。
結局「そうね、新メニューに入れることになると思うわ!」と落ち着きました。
うん、ごめん、うちはここリピするかもだけど、たぶんカレーは食べない。
まだまだこんな調子で日本食は商売になるんだな、と思いました。