サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

ドクターフィッシュの話

ドクターフィッシュをやりにセントラルマーケットに行ってきました。

ここは15分/10RMだったかな。

カウンター前の水槽には大きめの魚(食いつきがすごい)、その裏には小魚(たくさんいる人海戦術ならぬ、魚海戦術)。

 

混んでました。考えてみればローカルスクールは休みに入っています。

世界的にみても夏休みの時期じゃないかと思います。

 

カウンター前の水槽がいっぱいだったので、裏の小さめ水槽に足を突っ込んでいました。

それにしても、これがこの魚たちのご馳走だとわかっていても、毎回申し訳ない気持ちになるのはなぜ?

 

足をつっこんで数分、私の足に群がっていた魚がいきなり左の方に流れていきました。

まさに潮がひくように、という言葉がぴったりなほど。

ふと横をみると、これまた申し訳ないけど、ちょっと、なんだ、その、体がスパイシーな香りをしていらっしゃる男性が足をつっこんでいました。

ドクターフィッシュにとって、私の足なんか前菜になってしまうレベルのごちそうがやってきたとみた。

おっさんの足、まるでもこもこの黒いスリッパを履いているようにみえる。

 

そして私のかかとの周りには、やる気のない魚が適当につまむ、みたいな。

人気のラーメン店、並ぶのいやだから、空いてるこっちですましちゃえ!みたいな。

 

今回は全部持ってかれてしまったな、と思っていました。

が、なんということでしょう。

その超絶な香りのおっさんは、超絶くすぐったがりやだったようです。

足を突っ込んでは引っ込め、突っ込んでは引っ込めを繰り返えすという、焦らしプレイをしています。

そして3分もたたず「オレ、無理」と、一緒に来ていた奥さんだか彼女だかに言って、自撮りだけして撤退しました。

 

その後は誰もこなかったので、ドクターフィッシュは私のものでした。