回転寿司でロブスター弁当の話
マレーシアのチェーン系回転寿司に一人で入りました。
一人だと、ここは2人用のボックスシートに通されます。
通路はさんで隣には、若いカップルが座っていました。大人しく会話を楽しんでいる感じよい若者です。
私はオーダーした、野菜かき揚げそばを待ちながら適当にスマホをいじっていました。
空いていても、頼んだものが出てくるのが超絶遅いのも気にならないぐらいマレーシア生活も慣れました。
スマホもそんなに見るべきものもないので、見るとはなしに隣に視線をなげると。
でっかいロブスターの殻がのっています。ふーん、ここしばらく来てなかったけど、ロブスター新しくメニューに入ったのか。
と思ったら、大間違いだ!
でっかいロブスターの殻はタッパーのフタに乗っていて、その隣でカップルの男性が弁当を食べていた!
持ち込みかい!
相手の女性は、普通にタッチパネルで手巻きや握りを少しづつ注文している。
「寿司や日本食が好きではないが、彼女につきあって回転寿司にきた。でも食べられるものがないから、弁当持参」なのか「金がないから外食できない。でも彼女は寿司食べたいから弁当持参」なのか「マレーシアでは飲食の持ち込み禁止って書いてない場合は持ち込んでOKなんだよ!がローカルルールだから弁当持参」なのか。
さまざまな可能性を推察していると、私の野菜かきあげそばが運ばれてきたので、黙々と食す。
食べながらさりげに、右隣の男性をチラミしつつ。
お会計で私の後ろが、ロブスター弁当の彼とその彼女でした。
どっちが会計を払うのか超気になったけど、さすがにそれを見届けるほどのゲスではないので、さっさとGrabに乗って帰ってきました。