処方された抗生物質でアレルギー反応がバリバリでた話
海外に在住すると不安なことのひとつに医療があるんじゃないかと思う。
でもモントキアラやクアラルンプール中心部の私立病院だったら日本語通訳つくところも多い。
私立病院のチェーンは医療通訳無料だったりするけどね。
でも通訳をしてくださる方がいない時もある。
不安な場合はスルーで通訳つくほうが安心だし、投薬に関しても説明とか日本語がいいという人もいると思う。
ところで私立病院の医師っていろいろな国の患者を診るせいか、クセのある英語に慣れているようで、私ぐらい日本語訛りがきつい英語で症状を説明しても普通に理解してくれる。
しかも説明も私のレベルに合わせて平易な単語でゆっくりと話してくれるから、極端にわからないtermってないような気がする。
絶命寸前とか奇病や難病で診療を受けていないってのもあるけど。
しかし、実は先日、エライ目に遭った。
人はこれをバチが当たったというかもしれない!
夜中にかなりの高熱が出て、夜間診療に行った。
関節痛から入ったので、インフルかデデンギかと思ったけど血液検査してもシロ。
でもかなりいろんな数値が悪いので抗生物質を処方された。
割と効きがよかったけど、なんか痒い。でも具合が悪すぎて放置。
翌日、発疹が全身に広がり、呼吸が苦しい。
再診でまた夜間診療へ。
抗生物質のアレルギーで呼吸器をつけられ、さらにヒスタミンの点滴。
おいおいこれってアナフィラキシー?
というかもう一回薬飲んでいたらヤバかった感じ。
最初に診てくださった先生も、今回の先生もあまり詳しいことを言ってくれないんだよね。
適性な処置すれば問題ないし!って感じ。
原因の特定とかしない。特定できなかったのかもしれないけど。
日本みたいにお薬手帳がないから、家帰ってアレルギー腫れた顔で処方された薬をググる自分。
実はアレルギーについてはある痛み止で発疹がでるので、それは伝えてあった。
が、忘れていたんですよ、過去に一度だけ、抗生物質で痒くなったことがあったのを。
これはもうどうしようもない。
これもただでさえ英語で説明しなきゃいけないのに、高熱で頭ほぼ機能停止してるからってのもある。
結局、ここでも海外生活のリスクマネージメントってのはあって、病院行ったからって、医師にまるっと依存したらダメかと。
病気になっていても受け身ではだめで、自分でも情報収集して逆質問するぐらいじゃないとダメかなと。
私の兄弟が医師なのだが、以前に電話で相談しようとしたところ、専門外なんか普通はわからないから、厳密なアドバイスなんて軽くできないって言っていた。
救急で行っているわけだから専門外の医師にあたることも普通、と当たり前だけど再認識した次第。