サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

そこそこのホテルでハズレを引いた話

さすがに家にばっかいてデリバーしても結局は食器使うし、ディッシュウィッシャーに入れる手間はあるじゃないか?もう家事したくねええええ!!

 

というので先週クイックゲータウェイとばかりに行った先のホテルがまあまあのハズレを引きました。福引だと10回も引いたのに、ウエットティッシュばかり、といった感じの手応えです。

プロモーションをやっていて半額だったのに目がくらみました。

値段相応マレーシアっていうのは身に染みているはずなのに、こういう時に限ってまるっきり抜け落ちます。

そのホテルはまだ建って数年なのでさすがに大丈夫かと思ったけど甘かった。

 

そこを作ったのは中華系デベです。

アメリカのチェーン系ホテルとはまた違った意味で入り口が派手。でも決定的に違うのは、見栄ははるけど、見えないところでは思いっきり手を抜きますよってスタンス。

 

さて今回の部屋、まあまあ広いけど入った瞬間に匂う。

正直ドブ臭い。

もちろん持参のファブリーズ撒いて軽くこっちも応戦。見えない敵にむけて、だがな。

 

まあロックダウン中閉鎖してただろうし、じゃんじゃん水流してれば大丈夫かな?と5分ほど水回り全開してトイレも数度フラッシュしてご飯食べに出掛けた。

あとはファブリーズが仕事してくれる、と希望的観測を持ちつつ。

 

数時間後戻ってきて、どうかなとあの匂いも飛んでるかな?と思ったが、水を流したせいか部屋に戻ってきたら匂い倍増計画。

あのー、一応星は4つなんだがな。

もう酒も飲んでるし、匂いもツライので風呂入って寝てしまおうとしたが、悪臭で寝れない。

夜中になんかの拍子で目を覚ます。

こどもに至っては「目と鼻が痛い」

旦那に至っては「公衆トイレに寝ているみたい」

いや、はっきり言うけど匂いさえなければけっこういい部屋。

新しいし、エアコンもハイテクだし。

私ね、匂いはまじで敏感なんですよ。

 

他は大概我慢できるんですけどね。ほら数年前に泊まったとこで家族で南京虫?ダニに刺されまくって中華軟膏の世話になった話を思い出してほしい。

って、知らないだろうから貼ります。

誰も読んでないの知ってるけど貼ります。

この話自分は好きだから。

 

tetari.hatenablog.com

まさに忘れた頃にやってくる、金払ってドイヒーな目に遭ったという。

 

結局その日は夜中に開けられる窓をちょっと開けて、エアコンかけて寝ました。

 

完全に寝不足でなんだったらもうもう一泊はやめて、返金できなくてもいいのでアーリーチェックアウト(あるのか?こんな言葉)したい気持ちになっていたが、もしかして今日外出してルームキーパーさんが入ったら改善されるかもという、全く裏がとれない話でそのまま終日外出。

 

戻ってきて絶望感に包まれる。

子供は「こんな部屋に寝たくねえ」ってガチで怒りだるし、旦那は貝のように押し黙るし、とりあえず酒でも飲まなきゃやってらんないってんで、セブンまで行ってタイガー調達。

ほどよく酔っても匂いがする。

 

結局レセプションに電話してハンディーマン呼んだけど、排水溝のふたあけてトラップ外したら、ゾンビわいてくるんじゃないかってぐらい匂いが部屋中に充満。

 

もう2日目の夜だからさすがの私も部屋替えてくれとか言えなくてね。いやそういう部屋替えて移動するとかするエネルギーさえ残っていなかった。

匂いにはほんと気力も持ってかれるわ。

 

その晩は開けられる窓全開にしてエアコンも強風にして匂いをなるべく外に出すようにして、排水溝のふたの上に使ったタオルでフタをして寝ました。

 

朝ごはんも食べる気がしなくてパスしました。

そのまま家族がみんな押し黙ってパッキングして、ルームキードロップして早々に帰宅。

いやあ、家が一番ってそんな結論を言う話になるとは思わなかったよ。

 

ここでファブリーズの名誉のためにひとこと。

ガンガン撒いた直後はせめぎあって「もしやこのままファブリーズが勝つのでは」って思うのだが、そのうちに匂いにずんずんと押し戻される、そんな展開。

それでもがんばってくれたと思う。

 

外出時にバルサン並みに撒いていったので、今回2泊しかしないのにスプレー空っぽになりました。