サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

DHLがこんなときでも「なるはや」すぎるという話

私もちょっと前までは思ってました。

「どうせ、止まってるんでしょ」と。

 

読みたい本があるのだが、紀伊國屋書店たぶんやってないよな。

なんだろ、ほら、テスト前に自分の部屋の片付けしたくなるとか、美容院行きたくなっていた学生時代のビョーキがでるね。

 

でも、いつもお世話になりっぱなしの日本のAmazonだって、どうせセパンのポスラジュでとまるんだろうなって思ってて。

なので、そのうちつくだろう、手元にきたら読むぞ!的な本を数冊注文した。

 

欲しい本買えよ!って思うだろうけど、税関で止まってぴくりともしないトラッキングを眺めてイラつくのは嫌なんで、自分にサプライズ!的な感じで購入してみた。

 

自分で注文して、自分のカードで決済して、何がサプライズだか。

自作自演じゃないかというのは、おいといてくれよな!

 

Amazonの海外発送を利用したことがある人は知っているが、配送料金には「エコノミー」と「プレミアム」がある。

世の中、キレイごといっても、地獄の沙汰も金次第なのは知っている。

 

エコノミーよりプレミアムの方がサービスも条件もいいに決まっている。

だが過去にそれを知りながらエコノミーで11月ぐらいにカレンダーを買ったら、いろいろあって、結果翌年の3月中旬に届いたことがあった。

もうその頃はその欲しかったカレンダーのことは忘れて、こっちのダイソーで買ったカレンダーですっかり充足した生活を送っていた。

とっくに過ぎてしまった1月と2月のカレンダーの図柄が虚しい。

 

なのでどうせ買い物をして散財しているんだから誤差の範囲をケチるのをやめて、以来、配送料貴族になっている。

私が「貴族」というワードを投げるときは、それはいわゆる高貴な意味を指すのではなく、「清水の舞台から飛び降りるとまでは言わないが、ちょっと無駄で惜しいけど、ええい思いきってやってしまえ」というニュアンスだ。

 

というわけで今回も「たぶん、止まるんだろうな」と思いつつもプレミアムにした。

プレムアム、プレミアムとたかが数千円のことで細かいしうるさいと自分でも思うが、これも10回やると数万円になるからこわい。100回買い物したら、エ○メスの斜めがけバッグぐらい買える。

 

なので日本に一時帰国して実家で荷物を受け取ると送料無料とか、宅配会社の配達の人に申し訳なくて、台所にあるお茶菓子でもお渡ししたいぐらいの気持ちになる。

 

さてエコノミーだとマレーシア国内に入ってからは、配送はローカルの某というというとこが多い。だがプレミアムは起点から着地までスルーでDHLだ。

DHLは個人で使うととんでもなく涙目の値段で、書類だけ日本に送って8000円とか軽くかかる。ただし中2日ぐらいだったりする。

 

さてお客さん、私がアマゾンで買った本5冊、どのぐらい届いたと思います?

さっさと答えをいいますね。中2日でしたよ。

前のロックダウンで、私はアパレルで服とか買ってそれがうちから7kmぐらいの店舗でしたが4日ぐらいかかりましたね。

この全ての機能が止まっているマレーシアで、日本から本買って、しかも夜中の注文で中2日ですからね。

 

恐るべしDHL。

 

しかもそのうち1冊は、バックオーダーだったのので2つのパッケージに分かれて朝と午後で同日着というワンツーフィニッシュ。

 

「なるはや」すぎるだろ。

 

もちろん税関の申告書とかも入ってるんだけど、抜かり無さ具合がすごい。

 

だが、開封して思ったのが「これ、今、そこまで読みたい本じゃないけどね」だった。

というのも、その本は過去に買った本だけど日本に置いてあるため、なんとなく「本」で読みたいなと、ダブリ承知でオーダーした本だったという。

 

というわけでこれからも身銭でものを送るには考えるけど、Amazonから買うんだったらプレミアム一択かな。って、またケチってエコノミーにしそうだけど。