サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

戦い再びな話

ちょっと昔の話なんですが家族でプールに行きました。

もちろん日本ではありません。

そしてこの最初の話は、落語でいう長めのマクラです。

 

そしたら明らかに他の人たちとは異質なテンションの、中東系の野郎3人がおおはしゃぎぎで手が付けられない状態でした。

そこらのビキニの若い姉ちゃんにからむわ、飛び込み禁止のピクトがあるプールでスプラッシュ合戦(たぶん誰が一番水しぶきをあげられるか)するわ、奇声をあげるわで、私がブチ切れるのも時間の問題でした(と、旦那と子供が思っていたそうです)

 

しかし、私がブチ切れてアクションを起こすまえに、水着の大柄な金髪の姐さんが「おい、いい加減にしろ、迷惑なんだよ。係員を呼んでおめえらをつまみ出すか、どっかいくかどっちかにしろ!」と言い放ったんですね。

く〜〜、痺れるねえ。

 

そしたら男3人だから「なんだ?この野郎」みたいな威嚇しようとしたら、同じく大柄の姐さんたち5人ぐらい出てきて、大声でこいつらに怒鳴り始めたんですね。

これは勝てない。

私が言うのもなんですが、この手の姐たちは自分たちの筋しか通さないから、自分の頭の中にあるのが正解で、論理なんてないんですよ。

駐禁切符切っているポリスにぎゃんぎゃん己の論理をぶつけますからね、彼女たちは。

 

さすがの輩どももバツ悪そうにどっか行きました。

あまりマッチョではなかったので、まじゲンカになったら負けるのはあいつらの可能性あるね。

その時に「私は何もできなかったけど、あなたたちの行為をすごい素晴らしく思ったわ」と栄誉を称えてわざわざ言いにいったぐらいです。

ま、こういう私の行為が旦那と子供が死ぬほど嫌だと思うらしいですが。

 

で、先日、とある店でダインインとテイクアウェイの列があって、ダインインの方はすごい混んでたんですね。

店のスタッフの中華系お姉さんが1名いて、ダインインの列は席があくとそこに座れと指示を出している。

そこに中東系がやってきた。今回も3人組。

私はその時、ダインインの列に並んでいたんだが、そいつらは明らかにサクサク進むテイクアウェイに並んでいて、しかも明らかに確信犯的に並んでいる。

 

人を見た目で判断するなと言うが、「初見で見た目以外に判断する要素なんてない」だろといつも思う。

 

そして案の定、お姉さんが目を離した一瞬に、空いているカウンターテーブルに滑り込んだ。

なぜそこまでわかったかというと、それが私と旦那の隣だったからだ。

しかしゲットできた席は2つ。中東は3人組。

旦那が代表で買いに注文しに行ったのだが、私が1人で2つの席をキープしていると思った中東の1人が「席をずれてくれ」と言ったので「は?なんで?嫌だね。スタッフが席をアサインしただろ?」と一瞬周りが振り向くぐらいのでかい声で言いながら睨みつけたら黙った(笑)。

 

そこに通りかかったスタッフの中華系姉さんに「テーブル席よこせ」って言ったもんだから、さあ大変「は?あんたたち。テイクウェイに並んなかった?」と。

しらばっくれていて「俺ら3人なんだけど?」と言ったら「最初に与えた場所以外は無理だからありませーん」って言い放たれてわ。

 

マレーシアでも中華系のお姉さんは口も立つし気も強いから、こういう時は頼もしいわ。