サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

ストリートチルドレンなのかなという話

数日前に年末の買い物にスリアに行った。

渋滞も戻ってきてるし、スリアはパーキングけっこう高い。

前にけっこう長時間停めたら軽く30リンギぐらいとられて、二度見したことがある。

タッチンゴー速攻でそのあとトップアップしたわ。

 

高いっても日本でいう都内の銀座とか麻布あたり停めてるようなもんだから仕方ない。

これで高いって言ってる経済感覚になる、マレーシア長期生活。

MM2Hあるあるなのか、うちがケチくさいのか。

何しろそこらへんの駐車場なんてほぼただ同然のクアラルンプール。

 

というわけでグラブで行こうと思ったけど、雨降りそうだったり荷物多そうになるとき、夜遅くなる時は車一択になる。

しかも私は外で酒を飲みたかったので、旦那にうまいこと言って、ドライバーに駆り出す。

ダメ人間の私でもさすがに酒飲んで運転しないっての。

でも行きは運転しました。ほどよく混んでたわ。TRXあたりの渋滞は、今後もっとひどくなるだろうね。

あとBBCCあたりもやばそう。

クアラルンプールの交通渋滞はよくなると気配が1ミリもないわ。

 

そしてちょっと気になっていたのが、その日は道にスカーフかぶったりした子供たちがやたらいた。

何かそういうイベントがあったのかと、気に留めてなかったけど、スリアまできて、赤信号で停まったとき、やはり子供たちが歩道がからバラバラでてきて、車の窓を叩いて手をだしている。

物乞いだよね。

 

これは私の肌感なんだけど、悲壮感とか切羽詰まった感がない。

これ、たぶん束ねている大人いるよね。

「窓叩いて、お金もらえたらお小遣いもらえるよ?」みたいなね。

笑いながらまるでゲームやっているみたいに信号待ちの車を次から次へと回っている。

大きな交差点なので、信号は長いんだけどね。

もちろん誰もウインドウをおろさない。

 

久しぶりになんとも言えない気持ちになったね。

 

そしたらさ、バイク便のお兄ちゃんが2−3リンギ渡していた。

映画みたいな設定かよって思ったのが、赤信号でバイク便のお兄ちゃんの隣に並んでいたのが1台2000万円するぐらいの、ケーキを3等分に切ったみたいなエンブレムのあのUVだったわ。

信号変わる寸前まで、車から車へ渡り歩く。

大きい交差点で交通量も多くて右折入れると片側3車線。

 

酒飲む気満々ででかけたけど、なんかやめました。

それが原因ってわけではないけど、なんか飲む気なくなった。

ふと助手席の旦那が見ると、ポケットから財布だして、3リンギ握っていて、久々に「ああ、こいつはそういうとこいいやつだったな」と思った。

って、いい話もこの私の上から目線で(笑笑笑)って話だよ。

 

ま、信号変わったので、即発進しましたがね。

この子たちがゲーム感覚でやっていたとしたら、大きくなって自分のやっていたことがわかったとき、どうなるのか。

あるいは、これは当然のことと教えられて大きくなったらどうなるのか。

考えても無駄なことだろうけど、世の中は上も下も無限だから仕方ないけど、なんか腹立ったわ、いろいろと。

 

というわけで歌合戦見ながら今ワイン真っ最中よ。