サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

タイガーバームじゃなくてタイガーマムな話

はい、すいません、タイトルですべって転んで意味不明のカオス。

「ちょっとちょっと、私すごいこと聞いちゃったのよ」というほどのこっちゃないけど、私的にはとても腑に落ちた話を聞いたのでここで書いちゃうよ!

 

さて今日は子供の学校の近くのカフェで、ばったりと中華系ママ友に会った。

基本私はリアルではチキンで、なるべく中華系のママとはなかよくしたいけど、深入りしたくないというポリシーなので、英語が不自由な人という設定に軸足をおいている。

ま、軸足おかなくてもじゅうぶん不自由だがな。

 

マジな話、日本のママ友が怖いとかいうけど、あたしに言わせりゃ(あたし?キャラ設定崩壊してない?)、あんなもの全然よ。

華僑の中華系タイガーバームじゃなくてタイガーマムに比べりゃ、小さいパイを食い合ってるって話。

あの人たちは、中国VSアメリカもびっくりの情報戦を日常ベースで繰り広げているんだからね。

 

というのも、タイガーマムはうちの子供の正確な成績ポジションを把握していた。

というのも、子供は最近まあイケ気味の成績なのだが、もちろんそんなことを口が裂けても言わないで、リアルでは謙虚でイノセントな私を振る舞っている。

 

が、中華系ママは暗視スコープで敵をロックオンするグリーベレーの敏腕兵士のごとく、気配を消していた私に近づいてきた。

 

めんどくさい話になったら嫌なので、初っ端からバカ全開ででかい声で「ハロー!ロングタイムノーシー」とぶっ込む。

でかい声で話すとバカに見えるから、大概のエネミーはその時点で撃退できるよね!←バカのガチ勢

 

「ねえ、どっかいいチューター見つかったの?成績いいみたいじゃ〜ん」って言われたので、「家ではスマホを預かって見せないようにしたよ」とか適当な嘘言ってかわす。

チューターもつけてないし、スマホも預かってない。

だが、成績があがったら新しいiPadを買う約束はした。

 

そしたら、いきなり共通の知り合いのママの話になった。

「ねえ、あのママの仕事知ってる?ラブアドバイザーなんだって、知ってた?」って。

 

日本のママでもいきなり人のプライベートをこんな形で暴露しないから、さすがの私もちょっとひく。

既婚かバツイチしかいないママ友ワールドでいきなりそんな話されても困惑。

 

たぶん結婚相談所のやり手ババアマッチングメーカーってことなんだろうけど、それを聞いて合点がいった。

というのも彼女のグルチャに入っていたことがあるが、とにかくしきる、しきる。

 

部活の遠征でもしきる、しきる。

あまりの華麗なしきりっぷりに、「この人とは角を立てずに上辺だけでやり過ごせ」とアラートが鳴ったのは、本能的に正解だったのだ。

 

私も「あんたも、好きねえ」のくちなので、ひとしきり話を聞いて、オミクロン落ち着いたらランチ行こうね!という日本のママ友に対するのと同じあしらいをして帰途についた。

 

やはり人間はシックスセンスを大事に生きることで、危険を回避できるのだと改めて思った。

マレーシアに教育移住に来る日本人のママは、日本でのママ友の付き合いスキルをぜひ役立ててください。

中華系ママは敵に回してはいけませんよ。

ちなみにどちらのママもドライバー付きのアル○ァードに乗っています(笑)。