もう4年ぐらい前の話になるのか。
ホーカーを主戦場として勝負しているパオにいさんの肉まんの話↑。
直近でパオ兄さんの肉まんを食べたのがすでに3年ぐらい前になっている。
MM2Hやってると、本当にだらだらマレーシアに居ついてしまいそうだな。
でもストゼロが1本18リンギもするのだけは嫌だな。486円か。
近所のバーでハッピーアワーのモヒート飲むぐらいするな。
でもそこらへんのバーのモヒート薄いから、1杯じゃ足らないしな。
そんな酒好きbut年相応に控え気味の私ですが、久しぶりに肉まんを食べたくなりました。
というわけで、武漢肺炎のせいで廃業してしまったかもしれないと、気をもみつつも行ってきました。
ホーカーの中で、蒸し器だけで営業しているパオにいさんは、果たしているのかいないのか。
いました!パオにいさん。
私はパオにいさんを一発で認識しましたが、パオにいさんは、私のようなごくごくたまにしか買わない雑魚キャラというか雑魚客なんで忘れていることでしょう。
なので、一見さんのごとく蒸し器に近づくと、、、、なんということでしょう!
「おお、すごい久しぶりだねええ」とパオにいさんは声をかけてくれるではありませんか。すごいな、マスクをしてて、しかも3年前より太ったのに認識かい!
そこらへんのAIよりずっと認識率が高いぞ。
念のため振り向く私。
「その言葉が私の後の常連さんに向けられているものではあるまいな?」と確認したのです。
後には誰もいませんでした。
というか、おいしいのに行列ができるほどではない。
大事なことなのでもう一度いう。
ガチでおいしいのに
驚いたのはこの激しく不景気なマレーシアで、私が常用している外国人向けスーパーは、あらゆるものをガンガン値上げしていて軽くイラっとさせられるのに、パオにいさんの肉まんの値段は武漢肺炎前のままでした。
すいません、今日2回目の嘘です。
あまりにも安くて、正確な値段を覚えていません。
たぶん、ですよ!たぶん値上げしていない、、、そんな気がします。
失礼ながら廃業しているんだろうなと思っていた私は、その安直な考えを恥じました。
この営業努力がマレーシアの食を支えているんですよ、まじめな話。
というわけで、この日は余ったものは冷凍して、家でスティーマーでまた蒸すとおいしいのを知っているので大人買いをしようと決めました。
「肉まん10個!」
するとパオにいさんは、一瞬で顔を曇らせました。
パオにいさん 「5個しかないんだよね」
私 「じゃあ5個」
パオにいさん 「1時間後なら10個蒸せるよ」
と話しているところに、近所のサテ屋のおっさんが来て「2個」とカットイン。
私は、ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」のジェスチャーをしてお先に買ってもらう。
あまりグダグダしているとこのロットは完売してしまいそうなので、速攻で残り3個を買って車に戻ろうとしたら、駐禁切ってました。
気がつくと、周囲のおっさん達が結構なダッシュで車に戻っていました。
私はちゃんとゾーンの中に停めていたので、大丈夫。
何しろマラッカの家族旅行でガッツリ駐禁切られて、当時はオンラインで罰金支払えなくて(たぶん)、観光じゃなくてマラッカ市役所に行く羽目になりましたから、こうして今でもじゅうぶん反省しています。
今でもたまに「たぶんいけるだろう!」と周囲の雰囲気で賭けにでることはありますが←反省してないじゃん。