サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

久しぶりに飲むビールは五臓六腑にしみるという話

ちょっと、タイトル盛ったな。

 

ことあるごとに「ストゼロ、ストゼロ」と、頼まれもしないのにここで書いて、しかもなんならダメ女が飲む酒というイメージすら与えて、威力業務妨害になりはしないだろうかと若干不安になりつつ推している。

そんなストゼロと共に歩む人生を送っている。

忌の際に走馬灯のように思い出すのはストゼロの各種フレーバーなのだろうか。

 

ここしばらく、ビールとはすっかり縁を切って(ただし自宅限定)、ストゼロと新しい人生を送っていた。

ダメンズと縁を切って、住宅ローンの審査も通って、きちんと生活費を入れて、なんなら小さな夢を持った男と落ち着いた女というのはこんな心境なのだろうか←やたら具体的だが私ではありません。

 

なので今の私にとって、ノンハラルのセクションは「豚肉」もしくは「生ハムやベーコンやウインナー」を買う場所としての認識となっている。

 

ところで昨日私が買い物に出ようとすると、旦那が「ついでに缶コーク」と、人のことを使おうとしたので、「は?あれ重いから嫌だね、だったら一緒に来い」みたいな話になって一緒に買い物に行った。

 

正直、旦那を買い物に連れていくと、フローが悪くなるわ、余計なものを勝手に買うわでめんどくさい。だが地味に重いコーク4本パックは持ちたくない。

 

さて旦那がビールとかワインのところでグダグダしている。

普段私ほどには酒を飲まないくせに、なぜか酒コーナーが好きという。

そして足を止めたのがタイガークリスタルの6本パック。

 

「昔よく飲んでいたのに、最近全然飲まないね」と指差しながら指摘され、思い出すめくるめくタイガークリスタルとの日々。

私はこのタイガークリスタルが大好きで、なんなら6本買って、その日のうちに6本飲んでしまうというウワバミ的な感じで飲んでは、いわゆるビール腹になっていた。

その頃、電車に乗ると、やたら席を譲られた。

どうやら妊婦と間違われていたらしい。

日本ではビールといえば糖質ゼロだったので、こんなことはなかった。

 

そんなことを思い出していると、あの味が蘇ってくる。

 

というわけで、久しぶりに買ってさっそく冷やした。

冷蔵庫の中にはスタメンのストゼロがビッグボス(私)の指示を待っているというのに。

 

さて、今、久しぶりに、本当に久しぶりに今こうして、タイガークリスタルを飲みながら書いている。

ヨリを戻すというのはこういうことを言うのだろうか。

 

しかし、月日は流れ私も変わった。

五臓六腑にしみたのは最初の一口で、強いアルコール度数に慣れたため、どこか物足りない。うまい、だが、この時間に飲むにはこれじゃない感が漂う。

これは、焼肉を食べならが口休めに飲むものであって、夜中にアテなしで「かっくらう」ものではない(自分定義)。

 

そうか、そういうことだったのだな、と納得して2本飲んでやめることにした。

何言ってるのか自分でもわからないが、これが邂逅したということだな←たぶん全然違う。