マレーシアの駐車場の話
スクールホリデー前からこの渋滞と思ったらセランゴールの国王様のお誕生日で祝日のロングウィークエンドだった今週月曜。
とはいえ、インターはもうすぐ冬休みだしそんなガツガツ出かけないだろうと思ったら、ローカルスクールはスクールホリデーに突入していたのかショッピングセンターに行ったら駐車場が酷いことになっていた。
「今日休みなのに、なんであの子ら制服なん?」っていうのはマレーシアあるある。東京都民の日みたいな話で、平日のディズニーランドに中高生がわんさかいる!みたいな。
駐車料金多めに払ってもいいから(マレーシアだとしれてる)、うちはプレミアムパーキングに入れる。
そう、うちは駐車場貴族。
庶民臭が匂い立つ貴族だ。
マレーシアに住み出してからは駐車料金なんてほぼ気にしたことはない、、、ただしKLCCは除く。
どのぐらい安いかっていうと、日本でいう銀座にあるちょっと年季入った商業施設のパーキングに4時間ぐらい停めて300円ぐらい。
4時間だよ、4時間。
日本だったらタ○ムズに停めても最初の30分か、場所によっては15分しか停められないよ。ガソリンは今でもリッター60円。
でも私の愛して止まない、日◯「どん🦊衛」は1個330円(泣)。
だがこの日はどうしても駐車場が見つからなかった。
マレーシアの駐車場はこういうことを想定しているのか、最初の10分ぐらいは駐車料金無料にしているところもある。
ところもある、というのはうちがその商業施設のメンバーカードを持っていて、そこに駐車料金を適当なタイミングでトップアップして使っているのでいくら引かれているのかわからないからだ。
と、貴族というからには、貴族らしいふるまいをせねばならないな←だから貴族じゃなだろ。
そして今回、マジでみつからなかった。
これは何度か経験したが、20分ぐらい駐車場内を低速走行で彷徨い、ある時は真後ろのスロットから車が出たり、あるいはちょっと離れたところに空きを見つけたら逆走してきた車にサクっと入れられ、怒髪天をついたり。
この駐車場逆走ってわりとマレーシアではデフォ。
ストレスたまるわ。
窓開けて○指でもたててやりたくなる衝動。
渋滞ではイラつかないのだが、この果ての見えないスロット争奪戦ではすぐに消耗して心折れる。なので巨大な敗北感だけを背負い、なんの収穫もなく出口へ向かう虚しさったらない。
勝てぬ戦に身を投じていたとわかる切ない時間だ。
そう、この日はその負け戦となったのだ。久しぶりに。
勝てる方法は知っていたのに、なぜ朝イチで行かない?なぜ昼の客と夕方からの客が入れ替わる午後4時とか5時を狙わない?
きっとわかっていてもできないところが、うちが新しい景色を見れない原因です。