サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

食あたりの翌日に友だちと会った話

一昨年ぐらいの話になります。

日本に一時帰国して、友だちにお土産を買ったので渡そうと連絡するも、お互い微妙に忙しくリスケを繰り返しました。

 

さすがになんとかしようと決めた日の前日の真夜中に、食あたり。

「たくさん吐けば、朝には治っている」と、何一つ根拠がないことを朦朧とした頭で考える午前3時。

 

吐いても吐いても、気持ち悪いままです。

 

「たくさん吐けば、ピックアップしてくれるという午前11時45分ぐらいまでは治っている」という、何一つ根拠のないことを再び思うも、気持ち悪いまま。

 

ノーメイクで適当な服を着て、友だちと会いました。

 

「あのね、今日、あんまり食欲ないんで」とやんわり伝えると「OK」とのこと。が、私はこのOK、半信半疑でした。

というのも、彼女はよい人ですが、人の話をあまり聞いてないフシがある。

 

車内でさっさと土産を渡し(「後部座席においておくね」といつ帰ってもいいようにほり投げた)、車内では主に上を向いていました。

下をむいたり、景色を見たりするのに、もはや私の胃袋は耐えられない状況でした。

 

「ランチでおすすめのとこ行くね」と行って、連れて行かれたのは、ああ連れていかれたのは、ママック(インド料理店)でした。

 

普段ならそれなりに食べますが、残念ながらその日は店の看板を見ただけで吐きそうでした。

店に入った瞬間に「どうやったらここで迷惑をかえずにすむか(吐かずにすむか)」ということだけに集中しました。

もちろんナーンセットについてくるひよこ豆のカレーみたいなのは無理で、ちびちびとナーンをつまみ、ほぼ上を向いています。

 

最初に言ったのに、なぜここにきた!

 

と言っても仕方ないです。彼女は本当に悪気がない天然さんなんで。

 

適当に話に相槌を打ちながら、あとどのぐらいで自宅のベッドに戻れるのだろうかと、そればかりを考えていました。

さすがに体調が悪いことが伝わったのか、インドカレー屋のあとにファーマシーによってくれました。

 

でも「シメにCBTL(どこにでもあるスタバみたいなチェーン系コーヒーショップ)行く?」と言われた時には、自分の顔が般若みたいになっているのがわかりました。

 

基本ですが、体調が悪い時に人と会うのはやめた方がいいですね。

 

その後は体調が万全の時に会って、イーサンも一緒に食べたりしています。

何度も言いますが、イーサンは一人で全部食べたいんですけどね。