サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

ここいいですか?よかないよの話

マレーシアはLCCのAirAsia Xのハブがクアラルンプール国際空港にあるぐらいなので使い勝手がよい。

近距離フライトならLCC一択。安い公共交通だから文句言っちゃだめ。

 

って、それが嫌なんで、短距離は小さい抵抗として必ずextraに払って最前列に座るようにしている。

あとボーディングも最優先されるし、なんならインフライトミールもついてくる。

でも正直ミール要らないです。うちの子どもは寝たふりして絶対に食べません。

なんで要らないかは書きません。

 

さてLCCは安い、安いばかりが強調されますが、地獄の沙汰と同じように金次第の世界です。

座って目的地に移動できるだけでありがてえ!と思う以外は地味にお金がかかるのは知ってますね?

例えばKLから1時間ぐらいのランカウイ島というリゾートには日を選ばなければ最低金額1000円でいけます。

これは単身だったらバス乗り継いで、フェリーで行くよりたぶん安い。

 

そして安いといろいろある。

最初にかいたけど、追加料金を払わないといけない座席。

うちは通路側が好きなので、3列×3列だと2つは通路の座席。

 

ある時、赤い表紙に菊の御紋じゃなくて星がついていて护照って書いてあるパスポートを握った3人組が来て、そのうちの一人がかなりブロークンな英語で「どっちかに寄ってくれませんか?」と。

こういう時は、自分の英語力は棚上げしておくというね。

 

どっちかに寄るも何も、金払って指定してるわけで、ピシャリと断ってもどかない。

CAが気づいてやってきたら、そいつらの座席ははるか後方だと言うことが判明。

普通はここで引き下がるんだが、さすがかの国の連中。

 

「開いているなら座らせろ」みたいなことを多分だけど華人のCAに母国語で言っている。

が、LCCのCAは美人でモデルみたいな人が多いけど、お飾りじゃなくて気が強い人も多い。

ほんとカッコいいよね。あと仕事できるオネエも多い。

 

LCCに文句いう人は、お値段以上のサービスを期待してるから、イラッとくるんだよね。

世の中、対価相応なんだから、文句言いたきゃラグジュアリーキャリアのビジネス以上に乗ればいいのに。

 

くだんのCAは顔はやや笑っているけど、射るような眼で「ここは有料シートなんですが、差額を今お支払いいただくことでお座りになられますよ」みたいなことを言ったようだった。

 

いい場面に出くわしたな、とヤジ馬根性まるだしになったのも束の間、金の話になった途端、「护照」を持った人たちは超絶不満そうな顔をしながらはるか後方の本来の座席に行った模様。

 

メインランド中国のLCCっつうのはこんな感じなんでしょうかね(笑)行ったことないし行く気もないのでどーでもいいんですけど。