遠距離路線を乗る場合は我が家は、常にビジネスクラスです。
ただし……キャリアは常にLCCですが。
時々、何を勘違いしているのか、FAに対して偉そうにしているのがいます。
タクシーイングが始まるというのに、席のアライメントに文句言ってたりとかね。
FA大慌てですよね、飛行機のタイヤの輪留外してから乗客が動き回るとか。
こういう輩に言ってやりたいのは「だが、おまえが搭乗しているのはLCC」
世の中、分をわきまえるというのは非常に重要です。
過去に実際かなり傍若無人なのがいて聞いていた私はキレてしまい、子どもに語り帰るフリをして聞こえよがしに言ってやったことがありました。
「〇〇、これはビジネスっていうけど違うのよ、これはなんちゃって!本物を知らないと平気でこれがビジネスってドヤるけど、大きくなっても間違えないようにね、恥ずかしいよ〜」
こうやって敵を増やしながら私は年をとっていくんでしょうねえ。
北米路線でビジネスに何度か乗ったことありますが、本当に違います。
話を戻します。マレーシアに住んでいる時に日本へはエアアジアXのプレミアムフラットベッドで帰ります。
ご存知の方も多いかと思いますが、エアアジアXは機内では酒が有料です。
つまり酒のサービスがありません。ただ酒にこだわるのも意地汚い話ですが……。
なのでその前にカード系のラウンジで、搭乗拒否されない程度にしこたま飲んで、とっとと寝てしまうことにします。
機内貸し出しのiPadで映画とかも観れるのですが、見ません。
さてやっと本題です。それは、エアアジアで外国からKLへ戻って来る路線でした。
制限区域を超え、出発ゲート近くのバーでビールとワインをがっつり飲んであとは寝るだけ。
シートベルトのサインが消えるのを待って、座席をフルフラットにしてアイマスクをつけて即横になりました。
どのぐらい経ったのでしょうか、ものすごい揺れを感じて起きました。
一瞬、乱気流かと思いました。
どうやら隣の座席(センターの2席に座っていました)の子どもが私のことを揺さぶって起こしたようでした。
「イキビがすごくて機内中に響きわたっていた。FAさんも声を押し殺して笑っていた」と冷ややかに言われました。さらに「うるさくて眠れない」と。
どこか遠くに聞こえていたような、ゴォォォという音はもしかすると私のイビキだったのでしょうか。