サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

腕はあるけど中華系中年オバサンの髪型になる話

中華系のスタイリストがいる美容院によく行きます。

もう少し若かったら、日系美容院に行くのですが、オバサンなのでイキったオーダーをするのが気がひける。

ヘアカタログでサバ読みするのもなんとなく気が引ける。

 

あなたは知らないかもしれませんが、私はこう見えても謙虚な人間なんですってば。

なんの主張だか意味不明ですが。

 

さていつも行く美容院。理由は一つで家から近い。当日予約なしでウォークインしても大概OK。

唯一の問題、それはスタイリストを選べない時があること。

 

店長は無愛想だけどじょうず。

手下(二番手)は、話好きで愛想はいいんだが、ちょっと難あり。

 

というのも、この人に頼むと、最後の仕上がりが中国の中年女優のような盛り髪にセットされる。正確にいうとそれだけではなくて、カットもそれっぽくなる。

そりゃ20歳ぐらいの小娘お嬢さんから見れば、35歳以上なんてどれも同じようなオバサン。

ショートカットのヅラ着用でオバサン雑誌の表紙撮影に挑んだジュディ◯ングみたいな、中華感がすごい。

 

ドライヤーかける時に「トップはあまりふわふわさせないでくださいね」と言ったけど、彼女の中でオバサンの定番はこれ!って刷り込まれているから、松ぼっくりのようなブローをしてくる。

 

しかも中国映画やドラマでいうと、完全にヒール役のような雰囲気。

って、これは私自身が勝手に醸し出しているだけか。

 

カット代を支払って店の外に出るやいなや、すぐに手で髪をおさえつけて、ふわふわを落ち着かせるのだが、そうすると今度は大嫌いな蓮◯に寄っていくから困ったもんだ。

◯舫は髪型以前に性格も政治理念もいろいろと大嫌いだから、余計に腹がたつって話でした。

インフルエンザになっていた話し

今年の始めにインフルエンザで入院する羽目になりました。

人生でたまにこれは死ぬかもしれない、と思う瞬間がありますが、まさにそのうちの一つでした。

 

そして今年も残すところあと少し。

 

またインフルエンザに罹患しました。

 

実はここ数年、予防接種をしていませんでした。

熱帯だからと完全に舐めきっていた私の負けです。

風邪、からのインフルエンザ。

あのウイルス砲との関連はわかりませんが、身体の調子が悪いのがデフォになると、人間荒みます。

 

咳しているヤツを見るだけで許せない気持ちになります。

というか軽く◯意がわいてきます。

 

それでも私は前回の免疫なのか軽かったんですが、子どもが夜間診療の世話になるほどでした。

旦那だけ平常モード。

まさかおまえの菌じゃないだろうな?という疑心暗鬼。

 

それにしても普通に薬局でタミフルくださいといって医師の処方なしに買えるマレーシアすげえな。

予約した美容院に行ったら無慈悲に店が閉まっていた話

少し前の話です。新しくオープンした美容院に行きました。

女性の場合、口コミなどである程度の高得点がない限り、いきなりその手の美容院には行きません。

私も今よりだいぶ若い頃は、絶対に他人が気づかないであろう前髪5mm多めにカットされ涙した記憶があります。

今はなんだったら、「バリカンで刈り上げて」ってオーダーしたいぐらいです。ヘアカタログとかも適当に開いたページで「これ」って言いたいぐらいです。

 

現在はほぼそれに近い形で美容院に行きますが。

 

そのエリアにはけっこうな頻度で足を運ぶので、一週間ぐらい前に予約を入れました。

曜日と時間を確認して、当日30分前に着きました。

道が空いていて思ったよりも早く到着したからです。

待ってればいいやと美容院へ。トリムとヘアカラーを予約していました。

 

電気が落としてあり、扉がガッチリ閉まっています。

ドアノブとかをガチャガチャやって、防犯装置でも作動したらやばいので、そっと中をのぞきました。

これだけでもCCDカメラにキャプチャされているに違いありません。

 

行動だけで判断されたら、完全に泥棒の下見です。

 

そっと中をのぞいても誰もいません。

これが午前中だったらわかるのですが、時間は午後。

そこで電話をすると留守電につながりました。

「今日◯時に予約した◯◯です。今、店の前にいますが誰もいません。折り返し電話をいただけますか?」と丁寧に英語でメッセージを残しました。

もしかすると、バハサか中国語オンリーだったらやばいな、とか思いつつ。

 

時間的に30分余裕があったので、近所の適当なカフェに行って、たいして飲みたくもないラテを飲んで予約時間ジャストに再度戻りました。

 

もちろん閉まっています。

 

これはヤラレタなと思うも、怒りはわきません。

いいじゃないか マレーシアだもの

 

そういやすごい前にトリムだけやってもらった美容院があるので、ダメもとで行ってみました。どっちかというと、そこは日本でいうクイックカットみたいなとこです。

近くだったのでそのまま行って、とりあえずトリムだけ済ましました。

まあ、満足で、これで少しは気が晴れました。

 

再度さっきの美容院の前を通ってみると

なんと!店やってるじゃん!

慌てて駆け込んで「◯時に予約してたけど、30分前、時間ちょうどに来たけど誰もいなかったので、もうトリムだけやっちゃったよ。キャンセルの電話もいれたよ」というと。

お店のスタイリストは「ええ?まじ?でもしょうがないね。」とあっさり。

「カラーだけでもやる?」と言われましたが、もう遅いよ。家に帰るよ。

 

予約した時間に店閉まっているとか、初めてだわ。

しかもどう見ても休憩とかじゃなくて定休日モード。

 

いいじゃないか、マレーシアだもの。ですよ、ほんと。

 

 

知らない人に電車の中でいきなり電話番号を聞かれた話

最初に言っておきますが、聞いてきたのは中年女性です。

残念ながら、この歳なんで、それが男性からだったら120%怪しさしかないんで、スルーか無慈悲な迎撃かどっちかだわ。

 

電車に乗っていました。ちょっとその日は繁華街(ってブキビッタンだろうが)でご飯食べたりして帰宅が遅くなりました。

電車の中では暇なので、座席に座っていろいろなブログとかニュースとか適当に読んでいました。

 

隣の女性がのぞきこんでるな〜感があったのですが、どうせ日本語はまずわからないので、そのまま「のぞき見上等」モードでした。

女性は娘か孫かわからいのですが、日本だと小学校高学年ぐらいの子どもと一緒でした。

 

やがて隣の中年女性がいきなり英語で話かけてきました。

女性「中国語でもマレー語でもないですよね、どこの国ですか?」

私「日本ですよ」

そこから適当な話をしていました。

まあその後〜中略〜的な話がちょっと続いたのですが、書き出すのがめんどくさいので。

 

女性「日本!あなたの連絡先の電話番号をもらえますか?今度一緒にビーチに行ったり、ご飯を食べたりしませんか?」

 

連れの子どもさんは、無反応。

 

海外生活が長くなると、すれてくるっていうか、なんというか

これを厚意ととるよりも先に警戒心が出ちゃうんですよ。

 

あと、周囲の人がコトの成り行きを無関心を装ってガン聞きしてるってのもイタイほどわかるという。

 

さあ、どうする自分

 

そこで自分のスマホを出して、メモのページに下ヒトケタだけ異なる番号を打ち込みました。

「私の番号はこれです」って。

 

そしたらその女性、番号読み上げるんですよ。

オイオイオイ、半径1.5m人に私のほぼ合っている電話番号を告知している状態

 

でね、マレーシアって日本人狙いの詐欺がいっとき流行ってたんですよ。

仲良くなって家に招待して、イカサマ賭博でケ◯の◯まで毟られるというやつ。

 

しかもね、イスラム教国家のマレーシアでは、これ完全にイリーガルですから。

 

「どうする、オレ」状態だった私はあんなにエアコンが効いている車内で一人で汗だく。

 

と、下車駅かなり手前の駅でドアが開いたと同時に「ああ、話に夢中になってすっかり忘れていた!スマソン、ここ私の最寄り駅」みたいなフリして、ごめんねモード全開で電車から飛び出しました。

 

その後念のため電車を2つ見送りました。

 

あれなんだったんだろう。

新手の詐欺か、それとも日本人が好きすぎる善意の市民だったのか。

 

マレーシアだと「それ何系の人?」と思いますよね。

ご想像におまかせします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マレーシアの咳どめタブレットをゲジゲジと呼んでいる話

さて先日、薬局であるファーマシーに行って、風邪をもらってきた!?という話をしました。

 

咳がでます。しかも就寝中に一番咳き込むという、嫌なパターン。

以前は適当な咳どめシロップを飲んでいました。

効かねえなあ。

 

我が家でゲジゲジと呼んでいる怪しげな薬があります。

 

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ワトソンズのキャッシャーとかで普通に売っているのが、このゲジゲジ

これが咳をとめてくれる、、ような気がする売薬です。

 

吉田◯車さんのが書く漫画のキャラのように、よく見るとゲジゲジには顔があるんですね。

拡大してみて初めてわかりました。

 

これは仁丹みたいなサイズの丸薬がたくさん入っています。

一回に10粒飲めとか書いてありますが、気分で粒数は決めています。

フリーダムが培養される土壌、それがマレーシア。

 

適当に飲んでると効きます。

プラシーボか効能か、まじでわかんないですけど、そこそこ咳がおさまります。

 

でも夜中になるとまた咳がでるので、枕元に置いておきましょう。

 

咳が出なくなると、このゲジゲジの存在は全く忘れ去られます。

あれだけ世話になったというのに、このザマです。

 

咳風邪になると、家にゲジゲジがあるのかないのかを確かめずに、ワトソンズに行きます。

なのでうちには常に5〜6ケース、これがある状態です。

管理がいい加減なので、ひどいとキッチンの調味料入れから出てきたことが一度ありました。

 

成分とかそういうの、一切見てないのでわかりませんが、とりあえず咳にはゲジゲジ

旦那が一時帰国をしている間に高級寿司を食べている話

旦那が一時帰国をしていました。

その間に子どもと全力で高級寿司を食べていました。

決済がわかりにくいカードで食べるという姑息な手段です。

 

世の中の旦那はうっすらと気づいているかもしれませんが、嫁と子どもは留守を守っているフリをして、こういうことをしているかもしれませんね。

 

そんなやり口の汚いのは私だけかもしれませんね。

 

ついでに車で旅行にもいっちゃいました。

でもさすがに女と子どもだけでは夜の外出はヤバみがあるので、酒はトランク積んでいきました。

積みすぎたため、酒を帰宅してから家の中に戻すのもめんどくさかったので、しばらくトランクは酒の貯蔵庫になっていました。

トイレットペーパーや洗剤など日用品を買いにいって、うっかりトランクを開けると、じゃじゃ〜んとビールの24缶がお目見え。嫌な絵づらですね。

 

検問にあったら、陸路とフェリーでランカウイかどっかで購入してきたやつ、みたいな印象を持たれること必須。

 

旦那は「おいしい寿司でも行く?」みたいに聞いてくれますが、スマン「食べ飽きた」

 

 

 

時折もらってしまう謎の風邪の話

昔、上海に旅行に行って帰ってきたら、人生で今までひいたことのない風邪(そんな生易しいものじゃなくてインフルとかそんなの)になって、本気で死ぬかと思いました。

医師が処方した抗生物質がほぼ効きませんでしたからね。

 

それほどではないんですが、マレーシアに住み始めてからたまに謎の風邪をひきます。

 

なんだろ、あの薬の効かない感が半端ない風邪

この手の風邪なんですが、おそらくマレーシアではポピュラーなやつでも、日本には未入荷のウィルスとかのため抗体ができてないような気がする。

 

未入荷とか言っちゃうとレアアイテムみたいだけど、そんなもの未来永劫そのままでいい。

 

で、つい先日も某ファーマシーというか、日本でいうドラッグストア的なとこに買い物に行きました。ボディソープやメイク落とし、といったフツーの買い物です。

そこで陳列棚を見ていると、後ろですんごい咳をしている店員さんがいました。

ゲボゲボゲボボワーみたいな連続噴射の咳です。

擬音で表現することで、わかりにくくなってしまいました。

 

「ウィルス砲をくらったな」と、その瞬間に思いました。

 

日本だとマスクしたり、口をおさえたりしますが、外国だとくしゃみも噴霧率高し。

 

無駄だけど、ああ、たぶん無駄だけど、、もうたぶん遅いけど、場所を移りました。

というか、キャッシャーに行きました。

すると、先ほどの咳をしていた店員さんが、いました。

ちょっと警戒(というか、明らかに警戒)していると、さすがに客に向かって咳をするのはやばいと思ったのか、不自然に息を吸い込みながらバーコードを「ピッ、ピッ」とやっているようでした。

 

こっちもいつ咳されてもいいように、微妙に息をとめつつ、時々、深呼吸。

素潜りをしている海女さんのような呼吸方式です。

 

家につくなり、もちろんうがいです。

イソジンがなくなりかけていたので、マウスウォッシュでうがいをするという暴挙にでました。

余談ですがマウスウォッシュでうがいをする時は、あまり多く口に含んではいけません。即吹き出します。

マウスウォッシュを使うのは殺菌力という意味では、あってるんじゃないかと思います。

 

そしてその後、やはり咳が出始めました。

マウスウォッシュが間に合わなかったようでした。

ドラッグストアって基本的に薬屋さんなわけで、そこで咳風邪もらうとか、人生には理不尽なことが多いです。

 

とりあえず免疫になってくれよ。