サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

知らない人に電車の中でいきなり電話番号を聞かれた話

最初に言っておきますが、聞いてきたのは中年女性です。

残念ながら、この歳なんで、それが男性からだったら120%怪しさしかないんで、スルーか無慈悲な迎撃かどっちかだわ。

 

電車に乗っていました。ちょっとその日は繁華街(ってブキビッタンだろうが)でご飯食べたりして帰宅が遅くなりました。

電車の中では暇なので、座席に座っていろいろなブログとかニュースとか適当に読んでいました。

 

隣の女性がのぞきこんでるな〜感があったのですが、どうせ日本語はまずわからないので、そのまま「のぞき見上等」モードでした。

女性は娘か孫かわからいのですが、日本だと小学校高学年ぐらいの子どもと一緒でした。

 

やがて隣の中年女性がいきなり英語で話かけてきました。

女性「中国語でもマレー語でもないですよね、どこの国ですか?」

私「日本ですよ」

そこから適当な話をしていました。

まあその後〜中略〜的な話がちょっと続いたのですが、書き出すのがめんどくさいので。

 

女性「日本!あなたの連絡先の電話番号をもらえますか?今度一緒にビーチに行ったり、ご飯を食べたりしませんか?」

 

連れの子どもさんは、無反応。

 

海外生活が長くなると、すれてくるっていうか、なんというか

これを厚意ととるよりも先に警戒心が出ちゃうんですよ。

 

あと、周囲の人がコトの成り行きを無関心を装ってガン聞きしてるってのもイタイほどわかるという。

 

さあ、どうする自分

 

そこで自分のスマホを出して、メモのページに下ヒトケタだけ異なる番号を打ち込みました。

「私の番号はこれです」って。

 

そしたらその女性、番号読み上げるんですよ。

オイオイオイ、半径1.5m人に私のほぼ合っている電話番号を告知している状態

 

でね、マレーシアって日本人狙いの詐欺がいっとき流行ってたんですよ。

仲良くなって家に招待して、イカサマ賭博でケ◯の◯まで毟られるというやつ。

 

しかもね、イスラム教国家のマレーシアでは、これ完全にイリーガルですから。

 

「どうする、オレ」状態だった私はあんなにエアコンが効いている車内で一人で汗だく。

 

と、下車駅かなり手前の駅でドアが開いたと同時に「ああ、話に夢中になってすっかり忘れていた!スマソン、ここ私の最寄り駅」みたいなフリして、ごめんねモード全開で電車から飛び出しました。

 

その後念のため電車を2つ見送りました。

 

あれなんだったんだろう。

新手の詐欺か、それとも日本人が好きすぎる善意の市民だったのか。

 

マレーシアだと「それ何系の人?」と思いますよね。

ご想像におまかせします。