サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

ハチが2回も出た話 その2

前回、日曜にハチが出て、ワンプッシュで撃退した話を書いた。

幸いなことに、その日に報復としてハチ勢が我が家に逆襲に来なかったので、マヂ!ハチ!よかった〜と調子ノリノリ。

 

が、今まできたことがなかったハチが来たということは、どこかに巣があるということになる。

隣の家に何か知らんがきれいな花がさいているが、できるならその花すぐにやめてくれないかなとす警戒モードになった。

でも言いませんよ、そんなクレーム。

会えば「きれいな花ですね」(白目)とお世辞の一つも言うでしょうし。

 

その後、月曜、火曜と何事もなかったので、能天気な私はハチとのエンカウントはすっかり忘れていた。

水曜の朝、アイスコーヒーを飲みながらネットニュースをスマホで見ていたところ、すごい大きな羽音が聞こえてきた。

 

窓は全開で、レースのカーテンをくぐり、遮光カーテンにつかまりながらバチバチ言ってるのは……

 

ハチ!

また来た!

 

家の中はマジやばい、マジで。

なので、また旦那を起こして、ワンプッシュ握らせて私と子供は退避。

 

幸い、ハチはうちのカーテンが気に入ったようで、じっとしている。

10メートル遠目から見てもでかい。

でかすぎて遠近感が狂うレベル。

そういやローカルの友だちの家でも出たらしい。

 

旦那がそっと近づいてハチに気づかれずに本体にシュっとワンプッシュを噴霧。

手際もどんどんよくなっていて、外さない。

プロフェッショナルの流儀までもう少しってとこか、なわけない。

 

ハチはすぐに弱って苦悶の動きをしたと思ったら、フロアに落ちて苦しそうにしている。

パニくって、家の中を飛び回ったらどうしようかと思ったが、そのまま弱って外に出ていったので、家中の窓を締め、エアコンに切り替えた。

 

それにしてもワンプッシュ安定感たるや。

また、ワンプッシュを握った旦那のドヤ顔から滲み出る万能感たるや。

 

さて、今度こそハチの若い衆が「ごらぁぁぁぁ」と午後にやってくるのではないかと、ビビっていたが、あれから2週間ぐらいだがハチは姿を見せていない。

 

一応、ググってみようとしたのだが、何しろ近寄れないので、ディティールがよくわからん。

それにしてもアメリカの戦闘機にホーネットというのがあるが、その攻撃的なところを突いたネーミングなんだなと改めて思った。

 

 

 

 

ハチが2回も出た話 その1

朝もけっこう太陽が高くなってきた日曜日。

子供が大きな声でベッドルームに飛び込んできた。

 

そもそもこういうときは必ずエマージェンシーだ。

今度は何かと思ったら、「テラスに大きな蜂がいる」という。

テラスはサンルームのようになっていて、ガラス張りになっている。

そのテラスの中にハチが入りこんでいるので、慌てて室内に入ってきたという。

 

バチバチってすごい音がした」というので見にいったら、なんと5cmぐらい(ちょっと盛ってるかもしれない)の尻のあたりが赤い、日本にいたら明らかに獰猛な外来種といった見た目のえぐいハチが外に出ようとバチバチ音をたてていた。

 

私は幼稚園の頃、ハチがとまっていたベンチに座ってしまいさされた過去がある。なので次にさされるとアナフィライシーを起こす危険があるので、例によって旦那を起こした。

「ハチがいる」と、アリが出たときのように起こし、旦那の後から様子を見ていた。

ハチは明らかに興奮して狂ったようにせまいテラス内を飛び回り、ガラスに体当たりしてバチバチと火花が散るような音を出している。

 

どう見てもコワイ。

ハチ、やばい。

しかも東南アジアのハチ。

かたつむりだってヤバいマレーシア。

 

モップをもたせ「これでなんとか追い払って」と旦那をテラスにおしやろうとすると、「何すんの」とガチ切れされた。

 

隙間はあるのだが、全く出ていかない。

近くまで行くのだが、出ていけない。

ドリフでいう「志村、うしろ、うしろ」である。

 

30分ぐらい放置していたが、全く出て行く気配がない。

このままハチが力尽きて死ぬまで、我が家は洗濯物を干せないのか。

 

と、気が付くと旦那が手に何か握っている。

ワンプッシュだ。

また出た。

何のことかは、これを読んでみてください。

 

tetari.hatenablog.com

一瞬、テラスの続くドアをあけ、例によってワンプッシュを数回噴霧。

アリには効いたが、ハチはどうだ。

体も数十倍でかいし、だめかもなと期待しないで見ていると、なんと3分ぐらいして、ハチがいきなり低空飛行になった。

さらに見ていると、地面を這いずり回るように、羽ばたきしながらぐるぐると回っている。

そのまま隙間から外に出ていってしまった。

 

ハチは死ぬと仲間に自分の死を知らせるホルモンみたいの出して、それを検知した仲間のハチが報復にくるという豆知識をしっていた私はビビった。

 

数時間後に「わしらの仲間の弔らい合戦じゃぁぁぁ、うりゃぁぁぁ」って感じに我が家にハチの大群が押し寄せてきたらどうしよう。

正論なんて絶対に通じないのは、アッチもハチも一緒だ。

 

それはそれとして、またもやワンプッシュが完膚なきまでに圧勝を収めた。

さすがアリの巣を一瞬で全滅させただけある。

似たような製品を虫除けと間違えて塗ってしまい、私の腕を痺れさせただけはある。

 

とりあえずロケットランチャーはないが、ワンプッシュで完全武装して迎え撃つ準備だけはしておく。

 

 

 

 

ワインをスプリツァの炭酸割りで飲んでる話

私は酒好きの変態なんで、スベニオンブランの炭酸割りという掟破りのエゲツない酒を今晩も飲んでいる。

ちょっとここんところ、いろいろあったので家の内外で人に迷惑をかけない程度に酔っ払っている。

 

そもそもこの飲み方をしているのが、マレーシアのパイセン姐さんたちで、いわく「(安い)白は割って飲むと美味しいよ」と教えてもらったというね。

 

というのは大嘘

 

普通にまずいわ、そんなん。

なんで割ったんだ?酔っ払いってそういうこと!

 

中華系の姐さんたちと飲みに行くと、潰されるという事態がかなりの頻度で勃発したので、sparklingで割って誤魔化していたというのがテーゼです。

 

中華系の姐さんたちとの付き合いは、未だに正直距離感がわからない。

ただワクチン接種で絶対にシノバックを打ちたくなかったときに、姐さんたちのアシストでファイザーをリクエストできて、しかもかなりよい待遇で打てたのは感謝してもしきれない。しかも家族全員。

普通にワクチン行ったら、行くまでわからないロシアンルーレットだったって話だからね。

マレーシアって誰とつながるかで、QOLが違うって話を聞いたけど、まさにそれ。

いろいろとありがたい。

 

その姐さんたちにお礼をしようとディナーを誘ったが、「あんたから奢れられるほど落ちちゃいないわよ」とばかりに断られた(笑)

 

今年は一時帰国するので、人生のパイセンの姐さんたちに、うまそうな酒のアテでもおみやげに買ってかえろうと思っている。

 

 

 

それ本当に必要?と思った話

さてインフレがひどいKL。しかもうちのようなMM2H組は、マレーシアでは無職のプータロー(笑)。

職質にあっても「無職です(キリッ)」。

 

というか、かなり昔、職質にあって、ノーパスポートだったが「日本人です」といったら、「行ってよし」って言われた旦那。

少しのことにも先達あらまほしきなり」であったマレーシアで、その信用を失墜してはならん。

 

てな話はさておき、私がよく行くスーパーはB.I.C.、ヴィレッジグローサー、ジャヤグローサー。

この3つをロータリーエンジンのごとく巡回している。ま、日本いうなら、成城石井クイーンズ伊勢丹や紀ノ国屋みたいなもんだ。←そこまでではないだろ。

 

ところが最近、このスーパーの運営が変わったのか、無駄に高級志向になっている。冷食のコーナーにヴィーガンミートや輸入フローズンフードが激増。

まあ、そういうスーパーなんでサステナとかSDG'sに寄せている傾向はあったのは知ってた。

しかし、最近、ローカルアイテムががっつり削除されている。

 

確かにKLでもマーケット行ったら、青梗菜、キャベツなんてこれらのスーパーの半額で白目剥くことも多々ある。

でもこの3つのスーパーは車を停めやすいってことで愛用してたわけよ。

 

しかし、ここのとこインフレに加えて、明らかに「利幅」が大きい商品ばかり置いてる。

プロテインなんて、ローカル産は排除されてるよ。お菓子コーナーも輸入ばかり。

オーガニックのハーシーズをうっかり買ったら、50gで500円だったわ。

 

確かにこの3つのスーパーは外国人やアッパーミドルが多いエリアに展開しているんだが、それにしても納得がいかない。

盛っていうとヴィーガンとかグルテンフリーのスーパーみたいになっているぞ。

 

もちろんオーガニックのケーンシュガーや、オーガニック小麦粉は買うけど、うちは普通にジャンク食うからね。

ジャンク食うなら、キヌアチップスとかブラウンライスチップスとかじゃなくて、明らかに悪い油で揚げたポテチとか買うもんでね。

 

ていうか、そこまで意識高い系が多いのかってみくびっていた私の負けか?

勝ち負けの話でもないんだが。

 

 

 

 

こういうのに引っかかるやつがいるのか?って話

暇なので大好物の迷惑メールを見ていたら、なんとあの世界の超大物投資家(を名乗る、どっかのクズ、多分)からメールが。

 

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こういうの、日本にいた頃、中国から怪しい日本語でよく来たわ。

あの頃、ドメイン偽装とかツメが甘かったから、中国人が送ってきたって丸わかり。

ほんと私の知っている限り、メインランドの中国人って迷惑しかかけてこないわ。

 

直接対峙したら蹴り上げてやりたいね。

 

以上。

 

 

 

パンクした話

あ〜、きたね、バチあたったね。

ちょっと出かけようと思ったら、私の車、前輪パンクしていました。

釘拾っちゃったみたいですな。

 

ところで回し者ではないんですが、実はアメリカで事故った時に日系のカーインシュランス入っていてね、その敏腕さに感心したことがあってね。

海外だと何もかもいい加減がデフォなんだけど、事故ったあと、秒でアジャスターきて、ちゃっちゃと処理してたわ。

で、その時にややこしい話になったけど、「ノープロブレム」とにっこり笑って、いつの間にか解決してたわ。

あなたは神ですか!ってこういう時にいうセリフ。

 

なので、マレーシアでも日系の東○マリ○一択で、なんならヘルスインシュランスもここ。その昔、入院した時もすぐに決済してくれて、個室でシャワー&応接室付きの病室に入れて、なんならあまりにもお姫様待遇で、家に帰りたくなかったぐらいだわ。

不謹慎だが、たまに遠い目で「入院したい」と思うクズが私です。

 

つうか、チューブレスタイヤじゃねえのか?

てなことはさておき、先週日曜の夕方6時に連絡をしたら、30分でバイクの兄さんがきて、「あ、これ修理できないやつなんで、スペアタイヤと交換します」と。

私はアメリカ時代はタイヤ交換はジャッキアップで自分でふつうにしてたし、なんなら日本から来た友達と遠出した出先でパンクして400kmぐらいスペアタイヤで家まで戻ってきたこともある。

 

マレーシアではスポイルされていて、このままダメ人間になってしまいそうで怖い。

 

というわけで翌日、ディーラーに電話して純正のタイヤを交換依頼したら、在庫がないっちゅうこことで近所のショップロットのタイヤ屋に行って、ついでに全部交換した。

純正よりいいタイヤつけてやった(笑)

 

さて単調なこの話のオチなのだが、ここで日本のカード決済をしたら、その翌々日に数年ぶり2回目の不正使用が発覚した。

もちろん、この店でセキュリティ番号ごと抜かれたという証拠はないんだが。

 

というわけで、久々に「現金原理主義」に戻って、一見の店では日本のカード決済はしないことにした。

冷静にこう書いているが、内心ここで書いたらBANされそうな言葉を発してますが、なにか?

知らない人から声かけられたら基本的に塩対応な話

さて外面が異様によい私は、初対面で人になめられることが多い。

ふだん自分のブログなんて読み直さないから確かそんな記事書いたなと探すのにすごい大変だった。

tetari.hatenablog.com

まあ、この時はオラオラオーラ(基本、海外の公共の場では威嚇モード)をオフにしてたんだろうな。

しっかし、なめられたもんだわ。

 

オンタイムでブログは書かないので、これも今年に入ってからの話だが、最近の話ではない。タイムラグというか、自分自身の記憶すら曖昧になるレベル。

SNSでリアタイで旅行中ってやらかして泥棒入られたとか、ストーカーに身元特定されたとかそんな話が多いのでこんなババアでも用心、用心。

 

さて、ものすごい久しぶりに某観光地に行ったらけっこうまあまあ混んでいて、疲れたのでボバを読みながら外の日陰のベンチである日本の本を読んでいた。屋内だとオミクロンもらいそうなので外が安心。暑いけどな。

この時は国境が開いてないし、国境なんて開かないがデフォ!異論は認めないってぐらいの時期だったので、こんなもの読んでいても外国人旅行者とは思われまい。

蚊に刺されないように、日陰でも風通しがよくそばに草むらとかない公園のベンチだ。

そこに1人の女性がやってきて一旦前をとおりすぎたと思いきや、また戻ってきた。

 

もうデジャブすぎるんだが、「その本は何語ですか?」と聞かれたので「日本語です」と本を持ったまま視線だけ合わせて答えるという塩対応。もちろん笑顔なし。

さらに畳み掛けるように「あなたは日本人ですか?」きたので「どう思います?」と、ふつうの状況なら質問に質問で返すという、相当やったらいけないスタイルで答えました。

 

だが、悪いことを企んでる(であろう)輩というのは、この程度じゃひるまないというも、この年になるとわかっている。

 

すると日本人と解答していないのに、食い気味に「私は兄が日本にずっと行っています。私も日本に興味があります。日本語も勉強しています。私と一緒にお茶でも飲みがてら日本のことを教えてくれませんか?」という古典的なフレーズを投げてきた。

素晴らしいですね!こちらとしてもここはポライトな対応を心がけたい。

 

「おお!あなたは日本に興味があるのですね!それは非常に嬉しいです。ぜひ一緒にお茶でも飲みましょう」

 

とは言わずに、

 

ポライトに「実は私は今お財布を落としてしまって、お金がないのです。どうしたらいいと思いますか?」と表情も変えず淡々とを言いました。

私にしてはとても丁寧できれいな英語で、です。

 

女性は能面のような表情になり小さな声でSee youと言って足早に立ち去りました。

 

私は今まで「足早に立ち去る」というのが、どのぐらいのペースの歩き方かわからなかったのですが、その女性を見て「足早に立ち去るというのは、こういうことか!」と、体感としてわかりました。

 

そもそも、その女性は人のことを誘うにしても何ら身分や名前を名乗らなかったわけでね。

さらに「日本語を勉強しています」と言っているのに、日本語で本のタイトルが大きめに書いてあるのを見て「それは何語ですか?」とやらかす詰めの甘さ。

 

最近マレーシアに来た人は知らないかもしれないけど、イカサマポーカーや詐欺話、寸尺詐欺とかで、けっこう日本人カモられていたんだよね。

うちの旦那なんて、来馬当初はけっこう見た目ガチガチに日本人だったから、何度か声かけられてて笑ったわ。

 

この人がそうかどうかは知りませんが、詐欺師だったらツッコミどころ満載で、「はい、やり直し」ってレベル。

 

ていうか、今こうして再び思う。

あんたマジ誰?(笑)