サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

歯医者で日本の歯科医の仕事をほめられた話

日本にいた頃、何本かインプラントをしました。

 

ある日、特に固いものを食べたわけでもないのですが、何か奥歯に違和感を感じた瞬間、ポロっと取れてしまいました。

 

日本でもインプラントは自費診療でしたが、こればっかりはマレーシアでも絶対に安くない気配が濃厚。

ブルーな気持ちでローカルエリアに新しくできた歯医者さんに行った時に話です。

 

なぜそこに行ったかというと、子どもが塾に通っていて、その隣に新しくできていたのを知っていたからです。

一瞬、歯を治しに私だけ日本に帰ることも考えましたが、いろいろめんどくさいのでやめました。

 

来た当初、こっちではクリニックも歯医者さんも軽く夜の10時まで診察しているところが多くいのにびっくりしました。しかも土日もやっています。日本でもこれは夜間診療の域。

 

というわけで、飛び込みで行ったのですがいきなり診察してもらい、新しくつくることになりました。

その店……じゃなかった歯医者さん、カウンターにいきなり治療費のリストがありました。これは歯医者さんで健保が使える日本ではまずみない光景です。

というか、海外に住んでいると、保険を使って歯を治せるありがたみがわかります。

 

10分ほど待って診てくださったのは若い女性の先生でした。

まず口の中を見ていきなり感動していました。

先生「クラウンもレジューも、ものすごい技術で治されている、これ日本でやったの?」

私「そうでふね」(口を開けて話している)

先生「マレーシアだとこのレベルはかなり高等だと思いますよ」

 

これから歯を治してもらおうとしている私が若干不安になるようなセリフをさらっと言う先生。

 

日本だと何回か通わないといけないのですが、インプラントだったせいか、一気に全てやって次で終了、とのことでした。レントゲンも撮らなかったのでルートキャナル(根管神経治療)の必要性とあったのか、なかったのか。

 

前回にマレーシアで歯医者さんに行ったのは歯石クリーニング。あとは日本帰国時に自費で治療しているので、これが標準なのかいまいちわかりません。

 

先生は日本に何度か旅行しているようで、治療をしながら時折、その時の話をしていました。ツアーで行ったのだそうですが、けっこう「え?そこ?」と日本人でも思うようなマニアックなとこに連れていかれたようでした。

知らなかったのか、最初からディープな日本ツアーに参戦したのか、謎でした。

 

予約だけと思って行ってからの即診察のうえ2時間半も一気にやってしまう歯医者さんだったので、帰ってきてご飯を食べたら、いびきをかいてうたた寝をするほど疲れてしまいました。