サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

まずいボッタクリ和食とアイテム入れ忘れグラブの話

「海外の日本食なんてなんちゃってでしょ?」という時代ではなくなってきた。

 

揚げたゆで卵の上にカニカマ乗せたり、稲荷寿司の上にツナマヨ乗ってたり、なんなら寿司自体を天ぷらにして揚げちゃったり、というのは確かにある。

 

そういうものに見慣れたという言い方もあるが、そもそも食べるならそんな店行かないから。

 

そして最近増えてきたのが雰囲気がやたらいい日本食レストラン。いや、和食居酒屋みたいな店構えのとこ。

日本酒の空き瓶とかディスプレイしてあったり、間違っても変なお面とか、富士山の壁画みたいのはなくてバーっぽい感じの店。

 

ちょっと前にそういう感じの店がランチやっているのを見つけて、レビューをチェックしないで入っちゃったんですよ。旦那と。子供は学校いってますからね。

 

ジャズが流れていて優雅な感じなんだが、「あ、なんかやばそう」って本能が言うわけで。

テーブルの脇の窓に飾ってある日本酒の空き瓶に水入れてあるんだけど、水腐ってて、なんか浮遊物みたいのが見えてんだな、これが。

 

で、海鮮丼みたいのを頼んだら案の定めちゃくちゃで、出汁に使うような厚いかつぶしが載っていたり、海鮮が1割で残りが酢飯でというもの。

しかもこれが1200円ぐらい。

いや、ランチにそのぐらい出すのを惜しむほど困窮してないよ、こっちは。

 

だが、その内容!って話。

某レビューサイトで⭐️1つけておきました。

 

グラブはたまにやらかす。

4品頼んだのに3品届いた。

 

これ3回目。

なので速攻でアプリのフォームからサポセンに。

いつものごとく秒で返金された。

 

だがな、金返しましたって慇懃無礼な英語で書いてこられてもな、

これ、ディナー用に頼んでいるわけよ。

あのな、日本人はな、他のことには温和でも

食い物に関しては別人のように豹変して怒るっていうのも一定数いるんだわ。

それがあたし。

 

あたしって呼称、ティーン以来だわ。

 

なので、伝票とアプリの注文履歴をダメ押しで添付して送ってやりました。

 

ふだんは温和であまりクレイム垂れたりしないんだが、

食べ物に関しては別人格になるんで、ここにグチってみました。

 

【付け足し】あ、あとホテルでも基本⭐︎5に泊まるのであまり文句は言いませんが、今まで泊まったホテルの中でKLCCのマ●ダリンオリエ●ンタルはマジでクソでした(笑)。

 

自分で車を運転するとグラブもめんどくさい

私の車をちょっとメンテ出してまして、久々にグラブに乗ったんだけど、酒飲むわけでもないのにグラブってかなりめんどくさかった。

マレーシアで自分で運転していると基本フリーダムなんでグラブ待ちで堪え性がなくなるのよ、私は。

どんだけ短気なんだよって話でもあるんだけどさ。

 

その時に雨降っていたんだけど、もうね全然確保できない、運賃高騰してるるし、今までフリーダムに走り回っていて耐性なかったもんだからキレそうになったわ。

しかも雨の日の移動でも濡れることがあまりなかったので、短気指数マックス。

 

最近KL市内は渋滞が酷くてグラブでいいかなと思っていたのだが、それ間違いで、渋滞にまかれても自分で運転している方が100倍マシ。

旦那に「車を貸して」というのも負けのような気がしたので、仕方ないからグラブっていた。

 

こういう時に限って、人と会う約束があったりするから、どんだけ日頃の行いが悪いんだって話。

 

関税高いからマレーシア車高いけど、ガス代安いし、サービスもロードタックス も安いから維持しやすい。

マレーシア子連れなら、車必須かもしれないなと思っているが、最初の頃、礼拝終わってモスクから集団で一気にバイク出てきたところに出会したときは、「ああ、来ていきなり事故って私の人生終了か」と白目剥いたのも今はよい思い出。

 

 

SNSのフォロワーを金で買ってるやつの話

12〜13年ぐらい前の話。

熱く語っている割には本人の実績もカリスマ性もないのに「発信」グセがあるやつがいた。

ある時はDXについて語り、ある時は仮想通貨について語り。

私は知り合いなのだが、そいつは明らかに胡散臭かったので距離を置いてヲチしていた。

 

金がらみ系じゃなかったので、生暖かい目でみていた。

 

そいつはツ🐓ッターをやっていて、確かフォロワーが50人もいなかったと思う。

「将来的には……」とか「今のままの日本では……」みたいなことを多ツイしていて、それがどっか英語圏インフルエンサーのエモい話をちょっとツイスト加えて亜種みたいにしてつぶやいて、香ばしさゆえヲチがとまらなかった。

 

1ヶ月ぐらい見なかったらそいつのフォロワーがいきなり万越えしていた。

「ああ、数打ってたツイートがバズったのか」と思いきや、遡ってみても相変わらずいいねが20あったらいい方。

なんか変だな。

 

奇しくもその謎がその日のうちに明かされた。

たまたまWEB関係の仕事をしている友だちから、おもしろい話を聞いた。

 

ツイッターインフルエンサーを装おうためにフォロワーを100〜10000人単位ぐらいで買うやつがいるらしい。

そういう業者もいて、聞いたらけっこうな値段するけど、フォロワー数だけでみたらインフルエンサーかなとふつうに思い込ませるには十分なんだと。

 

それを見極めるのは、フォロワーを見てアイコン卵だらけだったら、確実に「買ったフォロワー」らしい。

そしてアカ名とかもQw3ghなんちゃみたいので、アカ開設したはいいが、全くいじってないのが特徴らしいと。

なんだかいいことを聞いた。

 

なので1ヶ月でバズりもしないのに、万越えしたやつのツイッターのフォロワーを見て笑った!

 

8割方アイコン卵!!!🥚🥚🥚🥚🥚🥚

おまえ、フォロワー買ってたのかよ(笑)

金出して承認欲求満たすとか、win-winなのか、いいカモなのかわからんが。

 

ヲチしつつももやもやしていた私は、何か潔さを感じて吹っ切れたので、それ以来憑き物がおちたようにそいつのツイッターを見るのをやめた。

 

そして今、一周回って久しぶりにWEB関係の友だちから共通の友だちについて別件で連絡があった。

ツイッターのアカウント金で買える」話をしたら、本人忘れていたけど新しい話を聞いた。

 

「卵アイコンだと、フォロワー買ってるというのがバレるので、今は適当なアカウント名つけて鍵かけるか、開設して1ことつぶやいて放置」というパターンが多いらしい。

これはツイッター側の取り締まりが厳しくなったことからの措置らしい。

 

というわけで、今の趣味はやたら語ってるやつで、いいね少ないのにフォロワー多いやつのフォロワーを観察することです。

すでに数件発見して「これか!」と膝を打ってる始末。

密かな趣味としておすすめです!←なわけないだろ。

 

 

日本からマレーシアからスパムまみれな話

日本だと特殊詐欺とかに使われるということで、ほぼ絶滅状態のプリペイド携帯。

その怪しさ炸裂プリペイドSIMはマレーシアの通信事情のメインストリームとなっている。

 

もちろん我が家全員がプリペイドだ。

そもそもいついきなり日本に帰国するような事態が起きるかわからないご時世だ。

 

などとかっこよく言ってみたが、単にケチでめんどくさいだけでプリペイドで乗り切っている。

たまにデータ買い忘れて、スマホほぼ機能不全なんてのは日常茶飯事だ。

 

しかも電話なんて1年に何回使うのか?ってレベル。

友だちいない、LINEやってない(WhatsAppはやっている)、半ひきこもりなんで、家のWi-Fiでじゅうぶん事足りる。

 

そんな私ですが、どこから電番漏れたのか最近怪しげなメッセージがやってきます。

 

最高で1日に5件来たのが「データのトップアップしてください」という、見ず知らずのやつからのメッセージ。

 

日本だとデータはGIGAって言うんだっけ?←コロナ前に遊びに来た友だちから教えてもらった。

GIGA代払ってくれね?」っていきなり全く知らないやつからLINE来た状態って言ったらわかるかな。

秒で「ふ ざ け ん な」って「お も て な し」みたいになるだろ?

 

なのでスルー一択。

 

そしたら先週あたり、やや手のこんだやつがきた。

マレー語だったんだけど、「間違えてあなたの電話番号を登録してしまいました。手違いで悪いんだけど、これを認証してくれませんか」と。

 

まず思ったのが「これ、善意で認証したら、いくら抜かれるんだろ」ということ。

アイコンは美人なマレー系の女性。

なのでこのアイコンをまずスクショしてグーグルレンズで検索したら、ふつうに商業画像だった(笑)

グーグル先生、画素荒いのに、よくがんばってくれたな←なぜ上から目線。

 

子どものとこにはロマンス詐欺が来るし、実家の親は特殊詐欺未遂になるし、なぜ私にところにこない。

 

そういえば昔、特殊詐欺がハガキだった時代、営業時代にもらったテレカでその電話番号あてに延々と公衆電話から逆襲電話をかけ続けてやったサイコパスが私です。

 

そして最近、私の迷惑メールトレイに立て続けにきたのは、有名なド●モスパム。

うっかり1本開いてしまったのだが、これは結構ラリーが続くので、迷惑メールの好事家は敢えて相手をするらしい。

暇なので弄ってみてもいいと思ったのだが、増えるらしいのでブロック。

 

 

フルアドレス晒しておくので、暇潰しに弄ってやってもいいかもしれませんね。

倍々ゲームでスパム増えますけど(笑)

 

欲望まみれのホーム画面の話

今週のお題「ホーム画面」

 

「天からお金でも降ってこないかな」とポジティブに上を向いて歩く私だが、実際のところ金は地面に落ちてるので、いっこうに縁がない。

 

もはや人生もここまでくると、宝くじでも当たらない限り、一発逆転なんてことにはならない。

だが若かったとしても中東の石油王に油田なんかプレゼントしてもらえそうというアテもない。

 

とはいえ、何をするにもテラ銭初期投資がいるわけで、そこすらケチるというどうしようもない亡者がこれまた私です。

 

なので他力本願の私は、スマホのホーム画面の裏に「お金がたまる」とか「臨時収入がはいる」と謳われた画像を設定していました。

何かと人前で出すことも多い待ち受け画面だとさすがに怪しい文様や、金金ピカピカのなんかだと、さすがの私もバツが悪さにもれなく怪しさもついてくるよ!って感じになる。

 

しかも往々にしてせっかちなので、3日ぐらい設定してて何の効果もないと「だめじゃん、これ」と毒づいて、「すぐに臨時収入が入る」とかいう画像を検索して設定。

 

これぞ植木等先生が「馬で金儲けしたやつぁないよ」ってやつの本筋だよな。

でも「わかっちゃいるけどやめられない」という下の句がもれなくついてくる。

 

そんなことを数ヶ月して、そのうちどうもホーム画面の見えない画像が気になりだした。

どうせ効果がないからデフォルト壁紙の黒にしてしまえと変えたところ、久しぶりに読み直した文庫本のページの間から、折りたたんだ1万円札がでてきました。

 

その1万円札、10年ぐらい前に流行ったやつで、折りたたんで100万円札に見えるやつで、財布の中に入れておくと金運があがると言われてました。

 

というわけで、スマホのホーム画面をデフォルトに入っている黒にすると、忘れていた1万円札がでてきたという話でした。

いずれにしても亡者ですが。

 

ハチが2回も出た話 その2

前回、日曜にハチが出て、ワンプッシュで撃退した話を書いた。

幸いなことに、その日に報復としてハチ勢が我が家に逆襲に来なかったので、マヂ!ハチ!よかった〜と調子ノリノリ。

 

が、今まできたことがなかったハチが来たということは、どこかに巣があるということになる。

隣の家に何か知らんがきれいな花がさいているが、できるならその花すぐにやめてくれないかなとす警戒モードになった。

でも言いませんよ、そんなクレーム。

会えば「きれいな花ですね」(白目)とお世辞の一つも言うでしょうし。

 

その後、月曜、火曜と何事もなかったので、能天気な私はハチとのエンカウントはすっかり忘れていた。

水曜の朝、アイスコーヒーを飲みながらネットニュースをスマホで見ていたところ、すごい大きな羽音が聞こえてきた。

 

窓は全開で、レースのカーテンをくぐり、遮光カーテンにつかまりながらバチバチ言ってるのは……

 

ハチ!

また来た!

 

家の中はマジやばい、マジで。

なので、また旦那を起こして、ワンプッシュ握らせて私と子供は退避。

 

幸い、ハチはうちのカーテンが気に入ったようで、じっとしている。

10メートル遠目から見てもでかい。

でかすぎて遠近感が狂うレベル。

そういやローカルの友だちの家でも出たらしい。

 

旦那がそっと近づいてハチに気づかれずに本体にシュっとワンプッシュを噴霧。

手際もどんどんよくなっていて、外さない。

プロフェッショナルの流儀までもう少しってとこか、なわけない。

 

ハチはすぐに弱って苦悶の動きをしたと思ったら、フロアに落ちて苦しそうにしている。

パニくって、家の中を飛び回ったらどうしようかと思ったが、そのまま弱って外に出ていったので、家中の窓を締め、エアコンに切り替えた。

 

それにしてもワンプッシュ安定感たるや。

また、ワンプッシュを握った旦那のドヤ顔から滲み出る万能感たるや。

 

さて、今度こそハチの若い衆が「ごらぁぁぁぁ」と午後にやってくるのではないかと、ビビっていたが、あれから2週間ぐらいだがハチは姿を見せていない。

 

一応、ググってみようとしたのだが、何しろ近寄れないので、ディティールがよくわからん。

それにしてもアメリカの戦闘機にホーネットというのがあるが、その攻撃的なところを突いたネーミングなんだなと改めて思った。

 

 

 

 

ハチが2回も出た話 その1

朝もけっこう太陽が高くなってきた日曜日。

子供が大きな声でベッドルームに飛び込んできた。

 

そもそもこういうときは必ずエマージェンシーだ。

今度は何かと思ったら、「テラスに大きな蜂がいる」という。

テラスはサンルームのようになっていて、ガラス張りになっている。

そのテラスの中にハチが入りこんでいるので、慌てて室内に入ってきたという。

 

バチバチってすごい音がした」というので見にいったら、なんと5cmぐらい(ちょっと盛ってるかもしれない)の尻のあたりが赤い、日本にいたら明らかに獰猛な外来種といった見た目のえぐいハチが外に出ようとバチバチ音をたてていた。

 

私は幼稚園の頃、ハチがとまっていたベンチに座ってしまいさされた過去がある。なので次にさされるとアナフィライシーを起こす危険があるので、例によって旦那を起こした。

「ハチがいる」と、アリが出たときのように起こし、旦那の後から様子を見ていた。

ハチは明らかに興奮して狂ったようにせまいテラス内を飛び回り、ガラスに体当たりしてバチバチと火花が散るような音を出している。

 

どう見てもコワイ。

ハチ、やばい。

しかも東南アジアのハチ。

かたつむりだってヤバいマレーシア。

 

モップをもたせ「これでなんとか追い払って」と旦那をテラスにおしやろうとすると、「何すんの」とガチ切れされた。

 

隙間はあるのだが、全く出ていかない。

近くまで行くのだが、出ていけない。

ドリフでいう「志村、うしろ、うしろ」である。

 

30分ぐらい放置していたが、全く出て行く気配がない。

このままハチが力尽きて死ぬまで、我が家は洗濯物を干せないのか。

 

と、気が付くと旦那が手に何か握っている。

ワンプッシュだ。

また出た。

何のことかは、これを読んでみてください。

 

tetari.hatenablog.com

一瞬、テラスの続くドアをあけ、例によってワンプッシュを数回噴霧。

アリには効いたが、ハチはどうだ。

体も数十倍でかいし、だめかもなと期待しないで見ていると、なんと3分ぐらいして、ハチがいきなり低空飛行になった。

さらに見ていると、地面を這いずり回るように、羽ばたきしながらぐるぐると回っている。

そのまま隙間から外に出ていってしまった。

 

ハチは死ぬと仲間に自分の死を知らせるホルモンみたいの出して、それを検知した仲間のハチが報復にくるという豆知識をしっていた私はビビった。

 

数時間後に「わしらの仲間の弔らい合戦じゃぁぁぁ、うりゃぁぁぁ」って感じに我が家にハチの大群が押し寄せてきたらどうしよう。

正論なんて絶対に通じないのは、アッチもハチも一緒だ。

 

それはそれとして、またもやワンプッシュが完膚なきまでに圧勝を収めた。

さすがアリの巣を一瞬で全滅させただけある。

似たような製品を虫除けと間違えて塗ってしまい、私の腕を痺れさせただけはある。

 

とりあえずロケットランチャーはないが、ワンプッシュで完全武装して迎え撃つ準備だけはしておく。