うちの近所にもモスクがあります。
と、特別なことのように書いてますが、日本でいうとコミュニティセンターといった感じであちらこちらにあります。
住み始めた頃は、いちいぢ反応して「あ、モスク!」と心の中で思っていました。
恥ずかしい話なのですが、シャーアラムにあるあの有名すぎるブルーモスクに行こうとして、Wazeに間違って入力して、ローカルエリアのモスクにたどりついてしまった遠い日よ。
あんな有名な場所、どうやって入力間違えるんだよ、って話ですが、間違えてしまった先は本当にローカルなエリアだったので、明らかに泥棒の下見のような不審者でした。
私のブログにはこの「泥棒の下見」というワードやや多めですね。前科ないですが。
クアラルンプール周辺の有名なモスクはだいたい行きました。
たまに日本の友だちに写真を送信したりしていました。
日本人にとっては、(マレーシアに来る前の私もそうだったのですが)モスクとは宗教施設であり、礼拝所である、ぐらいしか知らないことが多いようです。
いや、私の教養がないから、この程度の知識なのかもしれません。
ある時、モスクについて聞かれました。
要約するとこういうことを聞かれたのです。
「モスクの礼拝ってさ、ヒゲをはやした男性が床に頭つけて祈るんだよね」
う〜ん、微妙な理解かもしれません。
モスクには女性用の礼拝所があって、男女別なんだよと伝えました。
だから、友だちが見たのは、男性用の映像かなんかだと思います。
女性が祈る姿どころか、礼拝の時間は異教徒である私はモスクの中には当然入れません。
あたかも見てきたみたいに答えましたが、今も不安が残ります。
これは個人的な話なのですが、宗教的な話を突っ込んで聞く、というのができない。というか、自分の中でタブー設定になっているのだと思います。
もちろん聞いたら答えてくれると思いますが、どこで失礼なことを言ってしまうかもしれないと危惧しているので最初に制御しておいたほうがいいかなと。
酒とか他のことはリミッターを外しますが、やはりよその国でお邪魔させていただいてるってのを常に意識して生活していたいですね。