サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

時々、本物かパチかわからないものを買ってしまう話

さてKLでは、けっこうな頻度で明らかに本物ではないものを普通に売っているのを見かけます。

でも近隣国でも見かけるので、東南アジアでは普通なのかもしれません。

 

そういや10年以上昔ですがニューヨークで、ルイ◯ィトンのモノグラムの生地のスタジャン背中に、シャ◯ルのロゴが刺繍されているを着ている人を見たことがあります。

 

チャイナタウンなんか、どっちかというと、そういうのを専門に売っているエリアになっていますからね、今。

というか、中華街なのに中国人よりもその手のパチを売っているのは某国の人が目立つという。

 

つかまされないためにも、スーパーとかで買ったらいいと思っていましたが、今現在、やや不安に思っているのが、先日買ったナイフシャープナーです。

日本の通販番組で「これで研ぐとクレジットカードでもトマトが切れる」と、カリスマ実演販売師さんがやっていた商品でした。

 

さすがの切れ味に、本気で欲しいとその瞬間思いましが、1時間後には忘れていました。

 

が、とあるスーパーに行ったら、なぜか文房具売り場に一個だけそれがありました。

箱にはAS SEEN ON TVとかいてありました。

つまり日本でいう、いわゆる便利グッズです。

 

パッケージにはあのカリスマ実演販売師さんがやっていたように、クレジットカードでトマト切っている写真が載っています。

これだ!この間欲しかったやつ!

すぐに思い出したました。

 

1個だけ残っている、しかもプラパッケージがちょっと破損している。

買わない方がいいかなと一瞬思いましたが、すでに思う壺になっていた私は買ってしまいました。

 

結果から言います。

「うん、よく切れるようになるな」と、ちょっと自分に思いこませることが必要なレベルのものでした。

シャープナーの底に吸盤がついていて、しっかりと固定されると書いてありますが、どこでやっても全く固定しません。

 

そもそも、本当にこのシャープナーだったのか自信がなくなりました。

なにしろ私の記憶に残っているのは「研いだクレジットカードでトマトをスパスパ切っている」という絵面だけです。

 

私は自ら積極的につかみにいってしまったのでしょうか。

 

なまくら包丁が一流料理人も驚く切れ味になる日を夢みて、今日も微妙な手応えで白菜をカットしました。