長く住んでいても、全くマレー語はわかりません。
というか、こんな住んでいて本当にわからないのは異常かというレベル。
マレーシアに観光で日本から来る人の方がよっぽどフレーズとか知っていると思う。
別に覚えられないのを自慢しているのではありません。
紀伊国屋書店でCD付のマレー語学習本、popular(マレーシアの書店文具チェーン)でもポケット版英馬逆引き語彙集、語学学習といえば泣く子もだまるベル◯ッツのマレー語フレーズブックを買って、一生懸命覚えています。今でもです。
理由として考えてみればマレー語が通じないよりも中国語が通じないと困るような場所に行くことが多いことに気づきました。
買い物、ホーカー、漢方薬局店など。
そしてさらに気がついたのは、食べ物の名前だけは完璧にマレー語で覚えていて、読める発音できるということも最近わかりました。
意地汚さに勝るモチベーションはありません。
よくよく考えてみれば「ハイビスカスはマレーシアの国花です」「ジョホールバルまでの片道きっぷをください」というようなフレーズは生活に全く関係ないので、覚えても使う場所もなかったりします。
ハイビスカスはバハサでブンガラヤです。これはけっこう「ブンガラヤ」とかつぶやくと、マレーシアの方はよろこんでくださいます。でも「ハイビスカスはマレーシアの国花です」とすんなり言う状況というのは、なかなかないと判断しました。
セントラルマーケットのスナックを売っている店で「made in Malaysia」と言われたので「ジャバタンマレーシア(マレー語でmade in Malaysia)」と言ったら、ハイタッチしてくるほど喜んでくれました。
これも、マレーシアのスーパーでお菓子を買うと、国産の場合はこう印刷されているので、それで覚えました。
自分は食べ物につながっていないと、ちっとも脳の海馬が働かないポンコツ女ということだけはよくわかりました。マレーシアに住み始めてわかった"気づき"です。