さてマレーシアはスコールが降ります。
雷を伴っていると、なかなかすごいことになります。
来て間もない頃は、PCとかの電源コードを抜いていました。
落雷に直撃されて過電流が流れ、PCが壊れてしまうことを恐れていたからです。
さらに家族で家の真ん中に集まって、本気でビビっていました。
今はソファで寝っ転がりながら「あ〜、うるさいなあ」です。
こんな態度ではゼウスが怒ってうちに集中砲火でうちに雷を放っても仕方ないと思えるレベルです。
ゼウスが怒ると雷が落ちるというのは、ギリシャ神話からきているのだそうです。(子どもの受け売り)
さてスコールが降った時に通った近所の家でシーツ(のような大きな布)&家族の洗濯ものが見事に干しっぱなしになっているのを見かけました。
私もかつてあとちょっとで乾く寸前のシーツを、脱水かける前ぐらいにしたことがあるので、非常に気持ちはわかりました。それ以来、洗濯ものは欲をかかず、ほどほどで取り込んでいます。あとは部屋干し。
赤いジャージが外側に干してありました。
なんとなく洗い流さないで、次に乾までほっとくんだろうなと思って見ていたら、なにげに洗濯もののポジションを覚えてしまいました。
スコールはやみ、2時間後に再度その家の前を通ったら、そのままでした。
翌朝もそこを通ったのですが、洗濯ものの並び順が全く変わっていません。
雨に濡れたがどうした!干しっぱなしにしとけばそのうち乾くだろう戦法。
これはある意味マレーシアの洗濯ものを干す基本形なのではないかと思っています。
気持ちはわかります。
これだけ洗い流されたら、もう一度洗濯機で洗わなくていいんじゃないか?という。