タッチパネルの注文の話
さて62回目のメルデカデー。
マレーシアの独立記念日で、国旗を持ったマレーシア人をたくさん見かけました。
この普通の書き出し。改めて思うのは私に欠けていたものはこれですね。
朝いちでマクドナルドへ行きました。
今、マレーシアのマクドナルドは絶賛タッチパネル注文になっています。
私はすでに何度も使っていて、しかもマレーシアに導入される前も他国で使っていたので、サクサクです。これは自慢ですか?と自問自答するような話ですが。
メルデカデーの朝、タッチパネルの前には制服組のスタッフ。
適当に描写すると、エリアマネージャとか、本部応援部隊みたいなおっさん(でもたぶん私より若いが)。
来店した客がいまいち慣れていないのを積極的にアシストしている。
タッチパネル注文ボードは店内にいくつかあったんだけど、おっさんは私をロックオン。私が並んでいる列からつかず離れず様子をうかがっている。
「このオバサン、絶対にとろいぞ!どうやったらいいのかわからなくてオロオロすると思うから、即フォロー入るぞ」って、絶対に思ってるという匂いがプンプンする。
案の定私の番になったら、初期画面の段階で手をのばしてこようとしたので、素早くスワイプ。何ムキになってんだ、私も。
さらにマックフルーリーとコーヒーの注文だったので、この秒速初期画面スワイプが偶然じゃないのを示すために、ドリンクをタップ、コーヒースモールをタップ。そしてアドオン(追加)コマンドタップでデザートを選択し、タップ。マックフルーリーオレオをタップ。プロシード(先にすすむ)をタップして、支払いはキャッシュでカウンターを選択。
おっさん、途中から手をひっこめて「ワォ」って言ったのを、私は聞き逃さなかったよ。
ほら、やっぱり私のことをどんくさいババアだと思ってただろ!?
でもこれってあれでしょうかね、中年の「まだまだ若いものには負けないわい」症候群を具現化したやつですかね。