サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

バイクの事故が日常的な話

マレーシアで車を運転し始めた当初、何がコワイってバイク。

逆走、赤無視なんでもありで、しかも車幅が狭い2車線道路の車と車の間を、ぐいぐいすり抜けていく。

 

さらに金曜礼拝後の大きなモスクから大量のバイクが合流してきた時には「ああ、とうとう事故ってしまうのか」と天を仰ぎたくなるぐらいの無慈悲な思いになった。

 

もちろん今、無事故無違反だからこうして書いているわけなんだが。

 

高速を運転していて、道路が空いているのに前の車がいきなり徐行したり、ハザードだしたりしたら、ほぼ事故。

そしてほぼ車vsバイク。

 

ある時は若い母親風のモスリムの女性が横たわったのを目撃し、なんともやりきれない気持ちになった。

またある時は旅行からの帰りに全身ブランケットで覆われた男性らしき人が担架に乗せられて道路の端に置かれていたのも見た。

 

直近だと一昨日の水曜の夕方に、KL中心部ちょっと南で前の前の車がバイクと接触して倒れた。

当たり前なのだけど、流れている時の運転は私は車間はたっぷり取るし、2車線の場合は、常に隣の車線も視界に入れて運転している。

何かあったらすぐハンドルきって車線変更できるように。

 

私がブロックするのは、渋滞の横入りだけだからな。あと、名古屋右折するやつな。

 

この時は旦那が運転していたのだけど、2車線の道路だったので、すぐに車線変更し、徐行。

 

幸い、なのかどうかはわからないが、バイクに乗っていた男性はすぐ起き上がり、バイクを起こして道路脇へ。

ハザードをつけ停車していた車のドライバーは女性。

出てきたのは助手席に乗っていたとおぼしき男性。

 

確認できたのはそこまで。

 

どのような状況で事故になったのかはわからなかったが、運転していた旦那はバイクがセンターラインに倒れ込んだ瞬間が見えたらしい。

 

かつて日本にいた時、事故を目撃してしまうと、本当に心臓が喉から飛び出すぐらいに驚き、しばらくショックで車を運転したくなくなるぐらいだった。

車は好きだし、運転も荒いのかもしれないが、こう見えてもマレーシアだけではなく日本の免許はゴールド。当たり前だが、ルールは厳守している。

 

マレーシアで最初に事故を目撃した時は本当に驚いたが、逆に今回も直近で見ているのに、「ああまた事故」と自分の感覚が麻痺してしまっていたことに軽くショックを受けた。

 

あとバイクの一部は冠水するぐらいの豪雨でも乗っている。これも最初はマジでビビったけど、慣れてしまった。しかもビーサンだったりする。

 

この慣れが1番ヤバいのかもしれないから、ちょっと気合い入れ直してハンドル握ります。