クアラルンプールに遊びにきた友人たちとホテルに泊まったりする時によく言われるのがこれ。
「マレーシアって、思っていたよりも全然いい加減じゃないよね」
そりゃあんた、世界的ホテルチェーンでエグゼクティブラウンジが使えるような部屋に泊まったらさすがにな。
それでもたまにターンオーバーサービス忘れたり、トイレットペーパー切れかけのままだったするけどな。
だが日常生活ではそうじゃないのがデフォだが。
先日用事があってそれが昼前だったので、済ましてからランチして、ついでに郵便局(POS MALAYSIA)に郵便物を出しに行くことにした。
郵便物が減ってきたことで、郵便局が統合されたりなくなったりするのは日本だけの話ではない。
うちは公共料金の支払いから、スマホの通信料金、家賃の振り込みまで現地銀行のオンラインバンキングで済ませているが、未だに請求書持って郵便局で払う人も多い。
セブンやNewscom.みたいなコンビニでも払えるものも多いのに、なぜ順番待ちのチケットをとって時間かけてまで払うのか、やや謎。車のレジとかはわかるけど。
用事のエリアはほぼ初めて行くローカルエリアだったので、近所の郵便局をあらかじめ調べて出かけた。
着いたところはストビューで見たよりも、2倍ローカル。
こんな感じのエリアはまず英語が通じない。バハサオンリー風味。
だが来てしまったので、郵便局に入ってみると安定のローカル感。
順番待ちのチケット発券し待機するも、職員は顔馴染みの客がくると手をとめて談笑。
初見の客とも談笑。これまた安定の海外の郵便局。
日本の公務員はーとか文句言う人いるけど、海外でるとその日本の公務員の仕事効率にどんだけありがたみを感じるか。
ただうちの場合はありがたみを忘れかけつつあるぐらいの年月が経ってしまったので、いろいろと麻痺。
やっと番号が呼ばれたのでカウンターに行ったが、やはりバハサ。
隣のスタッフが英語を話せたので、自分の客をさばきながら、アシスト。
すいません、バハサやるやる詐欺で。
さらにあまり国際郵便を扱わないのか、入力端末の操作も???な様子。
そのぐらいローカルなエリアというのは了解していたが、ちょっと不安なので、この瞬間になんとか理由をつけて、いつも使っている近所の郵便局に行こうかかなり本気で迷うレベル。
さすがに税関申告書とかの記入用紙をすぐ取り出したけど、それがカウンター付近になくて奥に取りに行った。
そして会計したあと、トラッキングナンバーと領収書を渡し忘れそうになるというね。
8人待ちで1時間でした。
テレマカセーって言って立ち去った直後にこんなこと言っているのが聞こえてきた(想像)。
「いやー、あせった、あせった。国際郵便とか。しかも客がバハサだめときた」(完全に雰囲気からの意訳)
そして和やかな笑い。
そしてうっかり駐車券買うのを忘れていてたため、切符切りがちょうど私の車の写真を撮り始めていた瞬間に出くわした。
入力中だったので、ギリセーフ。あと1分遅れたら、駐禁切られるとこだったというオチもつきました。