マハティールさんが引退した話
2018年に90歳を超えて世界最高齢の首相に返り咲いたマハティールさん。
「立ち上がれ日本人」は2003年に出版された本だけど、今でも重版されていて読める。
これを初めて読んだ時、今の日本人の政治家よりもずっと日本人のスピリットを持ってる人で、その人が歴史上の人物じゃなくて目の前にいる国に住めたことはなんて素晴らしいんだって思った。
前にも書いたけど、よその国に住んでいる時は当たり前だけど、絶対にその国の政治の話はしない。
悪口を聞かされようが、意見を求められようが、それは外人の私が調子にのって言うこっちゃない。
なのでマレーシアでもローカルが言う国の愚痴に関しては聞くには聞くが、ノーコメント。
話がそれるが、身内の悪口は自分で言う分にはいいけど、他人から言われると腹が立つってのはあるよね。
でも嫁姑問題に関しては主婦同士だと一緒になって同調してよその姑をディスったりしているので、あれだけは別件かも。←サラっと混ぜ込んでいるなう。
私も日本の友達と話す時は調子にのっていろいろぶっこんでますわ。
話は戻すけど、マハティールさんが首相に返り咲いた日、私は自転車のブレーキが壊れて痛い目に遭いました。
その日はパカタンハラパン(野党でマハティールさんの政党)が圧勝したので、公約どおり祝日だったんで。
さて人前では言わないけど、ここでは言う。
だってこんなの読んでいるマレーシア人はいないから。
日本は今、媚中派のアレをはじめとして、中国の利権で動く政治家が多いとしか思えない。
でも野党なんて、国会の答弁みていると全人代の日本支部か?ってぐらいで、もはや日本の政党としては論外。
いろいろ賛否はあるけど、マハティールさんはチャイナマネーに対しての抗いかたはものすごかった。
どれだけの国家プロジェクトが中止になったことか。それは将来的にみるとマレーシアにとっても損失だったかもしれないよね。
例えば金銭的に実質中国主導でクアラルンプールからシンガポールまで新幹線を通す予定だった。でもこれを中止にした。
鉄道が通っていない東側の鉄道計画は一部再開されることになったけど。
マレーシアはリンギットの通貨不安だってあるし、経済的にみれば中国から支援は喉から出が出るほどほしいだろうに、これを公約守って断った。
日本のあの政治家くんだりじゃ、今のコロナウィルスの件見てても、絶対無理だよね。だって一帯一路の時にバスに乗りたくて仕方がなかった人たちがいたぐらいなんだから。
あとマレーシアは王制のせいなのか、私もよくわかんないんだけど州の自治権みたいのが強くて、サバ州は今中国のパスポート持ってたら全面入国禁止だってさ。
私は日本を買い被っていたのかな。
何に配慮しているのか意味不明なんだけど、中国人をいまだに入国させている。
そしてマスクを買い漁る転売ヤーもいるわけで。
マハティールさんが引退したって今日は本当にマレーシアはざわついていていた。
何度も言うけど、海外にいてもフルパワーで税金払っているんだから、国民の義務は果たしているんだから、権利だって主張するから。
もういろいろ頭にきてて、何書いてるんだか、収拾がつきやしない。
誰か今から飲みに行けるやつはいないか(笑)