ロックダウンの緩和が世界中で始まりつつあるけど、戦時下だったわけじゃないから、もう砲弾や爆撃がないから安心ってならないのがむかつく。
中国が発祥かは確定していないけど、隠蔽してばら撒いたのは確定の武漢肺炎で世界が迷惑かけられて以来、中国以外のニュースソースとかを見て自分なりに情報を咀嚼してる。
別にどこぞに発信するわけでもないし、有益だと思った話も調子に乗ってシェアするようなポカもやらかさない。
こういうのを、自己判断でまんま信じて痛い目に遭うのも私の自由 笑
ほら、素人が調子に乗って、「こんなの見つけた!」とばかりに鬼の首とったみたいに拡散しているのが散見される。
フェイクとまでは言わないけど、おいおいって思うのがけっこうある。
ファクトチェックしないで騒いで痛い目に遭うのもあなたの自由 笑
new normが始まるんだなってのは実感する。
例えばレストランやコピは再開したけど、適当にふらっと入店して開いてる席ついて注文、という世界が戻ってきたわけではない。
言っちゃなんだが、衛生的にもともとハードルなんてなかったようなホーカーとかでも、マスクしたスタッフが検温して「名前 NRIC 携帯番号」というけっこうな個人情報を書かされる。NRICってのはマレーシア人の国民IDみたいなの。
私は日本人だからパスポート番号なんだけど、日本人で今パスポート持ってないっていうと、めんどくさいそうに「大丈夫、大丈夫」みたいな感じだった。
てか、そこらへんのホーカーでナシレマ食べるだけでパスポートを持っていた方がよい、なんて想像の斜め上をいっている現実世界。
きっと今まで記録にしっかり残ってたり、残ってなくても、ある飢饉や戦争なんかをきっかけに世界がガラッと変わってしまったことってあったんだろう、というのを実感したわ。
飢饉の経験から保存食が発達したとか、そんな感じ。
世界史の勉強をほぼスルーしてきた私が全く思い込みでいうけど、ヨーロッパのペスト流行のあと、衛生事情が格段にあがったとかそういうやつ。
うちの部屋の窓から見える景色は武漢ウイルスが蔓延した前も後も、車や人通りぐらいしか変わらないけど、ロックダウン緩和されて出かけた世界がいつもと全く違っていたので、改めて「もう元には戻らないんだな」と思ったわけよ。
ぎっしり人がいて他人ともふつうに濃厚接触が標準で、もともと距離なしがキライな私は結構イラっとさせられていた、武漢ウイルス前。
今やソーシャルディスタンスがnew normとなり、マレーシアの若いお兄ちゃんたちが一緒に肩組んで笑いながら楽しそうにしていたのをみて、その距離感のなさに微笑ましいとすら思った光景はもうないんだなと。
きっとあと数百年とかたって「今私たちが、人に愛情を示す時にボディコンタクトをしないのは、2000年初期にはやった武漢肺炎が原因とされています」とか解説されるんだろうね。