IGCSEの結果の話
マレーシアにはイギリス式のインターが多い。まあ歴史的みてもイギリスの影響は濃いとは思うので。
なのでインターの選択肢が多いのは必然的にイギリス式。
小学校低学年つまりY1-6ぐらいで、ちょろっと通わせて「マレーシアではインター行ってました!(キリッ)」だと、名前は知っていてもあまり興味がないだろうと思うのがIGCSEとかA-Level。
でも卒業資格とかちゃんとしたサーティフィケートとるなら必要なのがこれ。うちは日本の学校教育で育ってないのでどの国にしろ大学行くなら絶対に必要なやつ。
日本では中学卒業資格検定っていうのかな。よくわからんが、IGCSEは高校1年で受験するからなんだろうね。っておまえこそ全然わかってないじゃんって、そうですよ。
学年あがっていけば説明会とかあるんだから、あとわからなかったらママ友に聞いちゃうからいいんだよ。
まあ転校しないで同じ学校にいると気になってくるし、学校の方でもその実績が物を言うから、公開している。
だが今年は様子が違った!
武漢肺炎でIGCSEのテストが中止になったため、学校の内申やらモック(模擬試験)やらで「想定しうる成績」とかになったらしい。
うむ、なんだか日本の中学のような匂いはしたぞ。
教師に気に入られていると成績がいいみたいな話っぽいぞ?
それに学校が提出した資料に基づいてIGCSEのグレードが決まるのだが、なんかややこしかったらしくて、本国のイギリスでは抗議デモがすごかったらしい。
そりゃ炎上すると私でも思うわ。
受験しないでよい成績だった生徒もいれば、たまたま直前のモックで失敗した生徒はやはりグレードが悪かったりしたのだろうか。
客観性がない成績で実際にどうだったのかわからないが、受験なかったのはラッキーだったのだろうか。
もちろん当該学年のお子さんがいるママ友に、「結果どうでした?」なんて根掘り葉掘り聞くほどさすがに非常識でもないので、謎が深まるばかり。
そもそもその想定グレードでイギリスの一流校などにアプライするわけで、やはり今年は今までにない年になったんだと改めて思った次第。
これが今後も続くのかどうか、ほんと不安にさせられる。
小さい頃はいつか大きくなったら楽になるかと思ったけど、子育てはほんと気が抜けないわ。