自宅カラオケの話
任天堂Switchが有能すぎて、とうとう自宅がカラオケになった。
ジョイサウンドをDLしてチケット買うとカラオケが楽しめる。
リビングのテレビはかなり大きいので、それなりにカラオケのモニターぐらいなる。
先々週の土曜は、なんと無料開放という太っ腹。
さすが天下の任天堂だ!
「拙者が子供の頃は、花札とトランプの任天堂だったのじゃがな!」ってぐらい古い会社で明治時代の創業だ。
気づけばファミコンがでていた。
てな、昔語りはさておき。
カラオケの肝は、なんといっても場末感漂う映像。昔は「ロケ地:横浜」とか本当に必要かどうかもわからない情報が画面の隅にスーパーが入れられていた。
ここクアラルンプールでも武漢肺炎の前は日本のカラオケができて最新曲をよく歌いに行ったが、「本人映像」みたいな感じで、MVを流されたりして、洗練する方にいってしまっている。
言っとくがこっちは素人だ。あの「どことなくダサい垢抜けない映像で歌うのが味わい」なんだよ。
そこら辺のニッチな需要を任天堂が汲み取ってくれたわけじゃないだろうが、カラオケ映像は3種類あって、任天堂のゲームキャラとあとビジュアライザ(これ設定してないからわからない)、そして待ってました!の「カラオケ定番映像」が用意されていた。
話はそれるが昔バイト先に、このカラオケ映像に出演したことがあるというフリーター女子がいたが、それを聞いて「ああ、わかってるな」とその人選に納得したことがある。あの映像には誰でも出していいというわけにはいかず、「ロケ地:渋谷」とバランスがとれなければ世界観がぶっ壊されるのだなとその時から私は人生を過ごしている。
家族カラオケなので、最初は例のイタリア人の兄弟や果物の名前の姫とかが動いている映像で歌っていたが、「これじゃない感」が強い。
あんぱんまんマーチでも歌ってればいいのだろうが、例えば旦那が1曲目に入れた演歌とか、歌と映像が解離していて、軽く困惑する。
ということで、定番のカラオケ映像を背景に歌った。
さすがに令和にもなると、「コイントスをしたり」「いきなりリンゴをかじったり」「転んだ女子の紙袋に入れたオレンジが坂を転がっていたっり」「海岸で手をつないで走っていたカップルがいたり」「そのカップルだった時代を遠い目で思い出すメンズがいたり」とかは少なめ。もちろんあの有名なエロ映像で有名な曲も普通の恋愛仕立ての映像になっている。
それでも「いきなりどっかの公園の草っ原にカップルで寝っ転がったり」「ほんのりバブルの匂いがするカフェバーで酒飲んでたり」ぐらいはあった。
任天堂とディ●ニーは、そのへんのコンプラの二大巨頭だからな。
マレーシアで某ゲンティンに建設予定だったテーマパークの話が飛んだのも、その例のところが「家族が遊ぶ健全な施設とカジノや賭博は相入れない」ってことが原因とか言われてる。
「でも自宅だとデンモクないでしょ?」と思うところだが、スマホのアプリを入れると、アプリで曲の検索も予約ができて、ふつうにデンモク。
まあ、そんなわけで19時(マレーシア時間の18時)まで歌い放題だった。
この18時までっていうのは、フリータイム感あって、これまたよかった。
実店舗行っても、たしか19時ぐらいから夜料金。
でも夜中に喉痛くて目が覚めたわ。
また無料開放あっても3時間が限度かな。
チケットの時は2時間にしているけど。