さて車のスマートキーの調子が悪いのでディーラーに行ってきた。
今回はサービスではないので、久しぶりに車を買った時の担当スラリン(仮名)に久しぶりにハローでも言うかと、キーを点検に預けて受付に行った。
ここの受付は離職率が低く、ここ2年ぐらい、いつものきれいなお姉さんがいるのだが、いつもネイルの具合を見ているかスマホを見ているか。
マレーシアも長く住んでいると。逆に正面を見据えて、来客が来たら即リアクションされた方が困る体質になるね。
こっちもその辺、遊びを持たせているから英語で用件を伝える脳に切り替わってない。
ネイル見つめて、からの一拍おいて「はい、なんでしょう?」
というわけで元担当のスラリンの名前を出すと「おりません」とな。
おや、珍しく外回りか接客しているのかと思いきや「もうここにはおりません」
移動したのかと思いきや、なんか歯切れが悪い。
なんとなく聞き取り辛い声で「他にいきました」
その代わり、いかにもやり手そうな敏腕営業マンが「新しい担当です」と名刺をくれた。
新しい担当はシドビシャス(仮)とでも呼んでおくことにする。
外見全く似てないけどな。
シドビシャスは、昔流行ったちょい悪系のとんがった細身の靴を履いていたが、足が大きいのか、靴の素材が合皮なのか全体的に、菱形に変形していた。
結局、スラリンが「他にいきました」が、他の営業所に行ったのか、他に転職したのかいまいちわからなかった。
家に帰ってきてその話をしたら、旦那がスラリンのスマホにメッセージ。
おいおい、そこまで仲良くもないのに、なんでメッセージするか?軽くカオス。
もし転職していたら、あるいは辞めていたらスルーだろうなと思いきや、秒で返信きた
「辞めたよ」とひとこと。
そうか、辞めたのか。潔いな。
もう始業が8:00なのに8:30頃に出勤してきて、いきなり社員カフェでナシレマ食べているスラリンをみたり、お客ガンガン来ていて総出で接客しているのに、客用のソファで客用のドリンクマシンでマイロ飲んでるスラリンを見ることはないのだな。
「きっとどこかでスラリンを見かけてもきっと、それが本人かどうかは全くわからないだろうな、似たような人多いから」と言ったら、
「運動会の見学で自分の子供と他人が区別つかないで、最後まで応援していたママ(私)は、そうだろうね」(事実)と軽く嫌味を言われて、この話は終わりました。
スラリン、今までありがとう。