サマサマレーシア

意識低い系マレーシア生活

食洗機の洗剤が限界突破している話

マレーシアで食洗機があまり普及してない。

私はバターケースとかカレー作った鍋とか絶対に手洗いしたくないわ。

5年ぐらい前に食洗機の調子が悪くなった時、その日の晩ごはんがカレーで、まあまあ嫌な思いをした。

匂いもぬるぬるも何回洗ってもとれないし、このまま一生鍋擦ってるのかなと遠い目になった。大袈裟に言わないと伝わらないこともある。

最後はキレて熱湯数回ぶっかけて、その度にシンクがボコって鳴って、「カップ焼きそばの湯切りしてるわけじゃないんだが!」って心底嫌だった。

さて前説でこのぐらい食洗機依存症ということを周知してからの本題。

 

そもそもマレーシアで食洗機の洗剤を扱っているスーパーがなかなか少ない。
いつも行ってるスーパー御三家でも売り切れのこともあるし、ジャイ●ントとかロー●スとかN●Kだとそもそも売ってない。なんなら店員に聞いてみるとドヤ顔で食器用中性洗剤のとこに案内される。

 

そんなとこ案内されてもちっともジョイじゃない。

 

もちろん「サンキュー」と言いますよ。若干死んだ魚のような目になってるかもしれませんが。

 

で、日本に一時帰国するとドラッグストアで食洗機の洗剤を買うのだが、これけっこう重い。一度なんてこのおかげで荷物の重量制限にひっかかって(これだけじゃないんだが)、課金したことあったわ。

 

今のとこ、3年分ぐらいストックがあるのだが、安いのがあったらため込んでおきたい。そして最寄りのスーパーにはここんとこ本当に食洗機の洗剤がなかった。

ところが先週、ラックの一番上にまあまあ買っているやつを発見。

やや安堵しながら値段を確かめて二度見するどころか、メガネかけた。

 

その値段が間違っていないなら、食洗機の洗剤は普通のサイズで日本円にして2000円ぐらいしてた。

あまりにびっくりして買いもしないのに、手にとってしまった。

まるで買わないハイブランド路面店に行ってバッグを見せてもらってる感じだ。

買わないがみたいという衝動に凌駕された。

 

このブルーのプラ容器に入った食洗機の洗剤はもともとは1キロで1000円ぐらいだった記憶がある。

それですら高いなと思っていた。

前は紙箱入りのアメリカでも定番のカス●ードというお得なやつがあったのだが、これは今や全く姿を消した。

というわけで今回の貴族は私ではなくて、このクソ高い食洗機の洗剤で洗ってもらっている、安物のコ●ールたちです。